トイレよりも4100倍も汚い!? 「へそのゴマ」の正体と掃除方法は?
「なんだこれ?」と誰もが一度は疑問を抱く、へそのゴマ。以下の調査結果が示すように、「へそのゴマ」が気になった経験がある方も多いのではないでしょうか。
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Q.へそのゴマが気になったことがある?
・気になったことがある:71.5%
・気になったことはない:28.5%
7割をこえる人が気にしているゴマ問題について、いくつかの疑問にお答えしましょう。
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ゴマは垢でできている? へそ内の衛生環境とは
黒々としていて、知らぬ間に溜まっていくゴマは、おへそのくぼみにつまった垢(あか)や、皮脂、ほこりなどの塊。トイレの便器の水に生息している有害細菌数は約290個なのに対し、へそのゴマにひそむ菌は約120万個!
つまり、便器より約4100倍も汚い可能性も。溜めたまま放置すると、細菌が繁殖し炎症を起こす可能性があります。特に夏場は要注意! へその中に痛みが生じたり、悪臭の原因となることもあるそうです。
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へそのゴマは取っていいの?
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「へそのゴマを取ってはいけない」という噂を聞いたことがある方も、少なくないでしょう。しかし、先述したようにゴマは身体にいいものではありません。もちろん、こまめに取り除いていく必要があります。
ただ、一つ気をつけたいのが過剰な掃除。気になるからといって、無理矢理取り除くのはNGです。へそが傷つき感染を引き起こすことがあるからです。
へその中の薄い皮の下は、腸などの内臓をつつんでいる腹膜とつながっています。この膜には神経がたくさん集まっており、刺激を受けると腹痛になってしまう可能性があるのです。「へそのゴマを取ってはいけない」という教えはこれが原因という説も。
オリーブオイルで優しく除去
腹膜への刺激を与えず、優しくお手入れをするためにオリーブオイルやベビーローションが便利。お風呂後の柔らかい状態の皮膚を、オリーブオイルに浸した綿棒でこすれば、へそ内の汚れを取り除くことができます。
このように、へそのゴマは、身近なようで奥深いもの。「取ってはいけない」と放置していたゴマが、実は身体によくないことをお忘れなく。
(文/しらべぇ編集部・小林 祐太朗)