就職後も役に立つ? キャバクラなど「夜の店」で働いたことある女性10人中1人の衝撃!
キャストの半数以上が女子大生の店も
先日、大手テレビ局のアナウンサー職が内定していた女子大生が、過去にキャバクラで勤務していたことを理由に、内定を取り消された事件が話題になりました(現在は内定)。
その是非は別にして、近年は女子大生のキャバクラ嬢も珍しい存在ではなくなっているといいます。繁華街の立地やお店によっては、キャストの半数以上が女子大生のお店も少なくないそうです。
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「10人に1人がキャバクラ嬢」の衝撃!
実際にどのくらいの人がキャバクラを含む「夜の店」で働いた経験があるのでしょうか? さっそくしらべぇ編集部にて、20代から60代の女性750人を対象にアンケート調査を実施してみました。
【質問】キャバクラやパブ、スナックなど「夜の店」で働いたことがありますか?
・働いたことがある:10.5%
・働いたことがない:89.5%
このように10.5%の女性が「夜の店」で働いたことがあると回答しています。約10人に1人というのは、決して少なくない数値と言えるのではないでしょうか。
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上司と飲んでいても「お店だったら○○円稼いでるのに…」
キャバクラ嬢経験者は、過去の仕事に対しどのような考えを持っているのでしょうか。今回は、過去に1年ほどキャバクラで働いた経験のあるHさん(24才)に、働いたきっかけや、在籍当時の思い出をインタビューしてみました。
・働いたきっかけは?
「大学時代に遊ぶお金がほしくて、バイトを探していたら友人が紹介してくれたのがきっかけです。昼間は授業で忙しかったので、短時間高収入というポイントが魅力的でした」
・実際に働いてみての感想は?
「正直、キャバクラに対してよい印象がなかったので、ササッと稼いで辞めようと思っていたのですが、案外楽しくて(笑)。もともとお酒も好きだし、人と話すのも好きなのでそんなに苦ではなかったです。たまにしつこいお客さんがいたのは嫌でしたが」
・現在は一般企業に勤めているそうですが、卒業後もキャバクラで働く選択肢はなかったのですか?
「目先だけのお金を考えたらそれもアリだったのかもしれませんが、個人的に30才まで続ける自信はなかったので、普通に就職活動をしました。でも、キャバクラ時代の収入と今の収入を比べるとなんだか悲しくなるときもあります。上司と飲んでいても『お店だったら○○円稼いでるのに…』と計算してしまったこともありますね(笑)」
・就職活動のとき、キャバクラで働いていたことは口にしましたか?
「特に言う必要もなかったので、ほとんど言っていません。私がキャバクラで働く前までがそうだったように、世間的にはよい印象はなさそうだし。でも個人的にはコミュニケーション能力も上がったという自覚もあるし、よい経験になったと思います。今では別に隠すことでもないので、聞かれれば普通に『キャバクラで働いていたことがある』と答えます」
Hさんの場合は、キャバ嬢時代を「よい経験だった」と振り返っているようですが、「夜の店」と一言でいってもキャバクラやパブ、スナックなどその形態はさまざま。もし足を踏み入れる場合は、自分に合った形態のものを吟味して選ぶ必要があるのかもしれません。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年1月16日(金)~2015年1月18日(日)
対象:全国20代~60代 女性計750名
(文/しらべぇ編集部・八木彩香)