新ヒーロー『仮面ライダーエグゼイド』 「ダサい」の声が殺到
10月2日から新しい仮面ライダー「エグゼイド」の放映が始まった。新ライダーが公表された夏ごろから、ビジュアルに対してネット上で「ダサい」との声が散見されている。
あまりの異形に「ウソだろっ!?」と思う人もいるかもしれない。間違いなくエグゼイドなのだ。本作はゲームをモチーフにしており、この姿はレベル1である。
レベルアップをすると仮面ライダーらしさは出てきたが、全体の蛍光色やゴーグルと髪の毛らしいデザインのせいで、従来のライダーと比べるとひと際目立つ。
ネット上で「ダサい」、「サイヤ人だ」、「宮川大輔がモデル」など賛否両論を呼んでいる。
https://twitter.com/0624_tuu/status/783158690694045696
https://twitter.com/Kayser318/status/783993119574339584
エグゼイドってなんだよ笑
ダサすぎワロタwwwうん、ほんま宮川大輔やん笑
ライダーも終わりだなこれw— なお (@JokerBlooming86) August 1, 2016
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■テレビ朝日が断言「格好よく見えてくる」
平成仮面ライダーシリーズをよく知る人物に、エグゼイドのデザインについて聞いてみた。
「これまでの平成仮面ライダーにも「ダサい」との声はよくあった。しかし、今回は圧倒的にダサい。慣れていく人とデザインで食わず嫌いになる人に別れるかもしれない」(大阪府/29歳男性)
また、放送元であるテレビ朝日でも、ネット上の声を認識している。しかし、上述のように物語が始まりライダーが動いているうちに、だんだん格好よく見えてくるはずだと自信有り気だ。
第一話放映後、テレビ朝日の予想は的中した。戦う姿を見て「割とありじゃないか」との声も聞こえ始めているのだ。
エグゼイドみたけど変身のポーズとなかなかダサいとこが良い
— よねむら (@hyonhigh) October 4, 2016
https://twitter.com/KisekiHB252/status/782451182543306752
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■エグゼイドとはどういったものなのか?
エグゼイドは仮面ライダーらしさよりも子供に受け入れられることを強く意識したデザインとなっていると番組プロデューサーは語っている。
また、「エグゼイド」とは英語で「EX-AID」と表記し、AIDの名のとおり、舞台は病院である。
飯島寛騎(20)演じるゲーマーの研修医、宝生永夢が仮面ライダーに変身して、正体不明のウィルス「バグスター」から患者の命を救うために戦うストーリーだ。
いまや仮面ライダーは、子供たちのヒーローだけでなく、人気若手俳優の登竜門でもある。仮面ライダー生誕45周年を迎える本作が世間に与える影響は一体どのようなものなのだろうか。
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(取材・文/しらべぇ編集部・野夢宇一貴)