「付き合う=結婚」ではない?違う基準で選んでいる人も
好きな人とお付き合いをしたら、やっぱり考えるのが結婚だろう。「子供は何人欲しい?」なんて話をしたり、妄想は膨らむばかり。
しかし、世の中には「付き合う人と結婚相手は別」と考えている人もいるよう。
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■ある年代で跳ね上がる
しらべぇ編集部が調査したところ、「付き合う人と結婚する人は別」と思っているのは32.9%。なんと3人に1人はそんなことを考えながらお付き合いしていたのだ。
ちょっと切なくなる結果だが、男女年代別で見てみるともっと辛い現実が。
女性の30代、男性の40代に何かあるとしか思えない結果に。
30歳前後が平均初婚年齢と言われており、その手前である20代が一番低い数字になっている。また、女性の方が結婚に焦りを覚える年齢が早い。
30歳を過ぎた女性、そして40歳を過ぎた男性はお付き合いをする人ではなく、結婚相手を探すのかもしれない。
また、「お見合い結婚」が全盛だった人たちにとっては、そのイメージが強いのかも。
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■いじめっこのほうが…?
ちょっと気になるのが、このグラフ。
他人をいじめた経験がある人ほど、付き合う人と結婚する人は別だと考えているのだ。
いじめの原因としてよく挙げられるのが「自分より下の人間を作りたい・一番下になりたくない」という思い。
もちろん一概には言えないが、自分は選ぶ立場だとどこかで思っているのかもしれない。
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■なぜ区別するのか?
実際に、「お付き合いと結婚は別!」派の人に話を聞いた。
「お付き合いするだけであれば、一緒にいて楽しくて、趣味があって…今の自分が幸せかどうかで相手を選べます。
でも、結婚するとなると話は別。性格や相性はもちろんですが、家のこと、収入、将来設計…未来の自分が幸せになれる相手を選ばないといけない。打算的だって言われるかもしれないけれど、結婚ってそういうことだと思います」(30代女性)
「付き合うだけなら可愛くて若い子。結婚するなら家庭的な子! 遊びと本命ってわけじゃないけど、みんなそうでしょ」(20代男性)
気持ちはわからなくもないが、「あの時結婚できなかったのって…」と悩んでしまう結果だ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20代~60代の男女1365名(有効回答数)