「そば屋のカレー」はおいしい？よく注文する人の割合は…
巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄氏は「おいしいおそば屋さんがあるからいきましょうよ」と誘われ、店を訪れるとおもむろにカレーライスを注文。周囲を唖然とさせたという都市伝説がある。
やはり名店であればあるほどそばを注文するのが本筋なのだが、独特なカレーを食べたくなることも。
そのような人は少なくないのではないだろうか？
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■カレーをよく注文する人はどれくらい？
そこでしらべぇ編集部では全国の男女1,365名を対象に「そば屋のカレー」について、調査を実施した。
結果、1割程度が「ある」と回答。もっとも割合が多かったのは50代男性。
そば屋のカレーはどちらかといえば「昭和の味」であることが多いといわれるだけに、懐かしさを感じるカレーを食べたいと考えている人が多いのかも。
また、性別比をみると男性のほうが注文している割合が高いことがわかる。女性は「自分の作ったほうがおいしい」と考えているため、あまり食べないのだろうか。
いずれにしても今回の調査結果を見るかぎり、そば屋でカレーを注文する人はごく少数であることがわかった。
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■カレーが人気のそば屋も
そば屋でありながら、カレーが人気の店舗もある。新潟県の万代バスセンターにある「万代そば」だ。
名物のカレーはどことなく懐かしさを感じるもので、独特のとろみと甘さがある。地元民からの人気も高く、「バスセンターのカレー」としてレトルト品が販売されるほど。
また、東京千駄ヶ谷にある「ほそ島や」のカレーは、将棋棋士が対局時に出前でよく注文することで有名。
大のカレー好きで知られる森内俊之九段などA級棋士が愛好していることから、「棋力があがるのでは」という都市伝説も存在し、店を訪れて食べる人も多いそうだ。
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■そば屋の常連に意見を聞いてみた
そば屋によく行くというSさんに話を聞いてみた。
「私はよほどのことがないかぎり、そばかうどんを注文します。おいしいカレーを食べたいなら、専門店に行ったほうがいいと思うし…。ただ、個人の自由なのでなんともいえません。たまに食べるとおいしいですから。
どこの店もカレーとざるそばのセットのようなものも販売しているはずなので、両方食べてみてはいかがでしょう。カレーライスにそばをまぜてみるのも、斬新でおいしいですよ」
好みがわかれるところだが、試してみる価値はありそうだ。
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（取材・文／しらべぇ編集部・佐藤 俊治）
【調査概要】
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2016年9月23日～2016年9月26日
対象：全国20代～60代の男女1365名（有効回答数）
