今だからこそ改めて検証!日本人が支持するSMAPの曲トップ10
SMAP解散宣言から早2ヶ月。2016年12月31日の解散前の21日には、ベストアルバム『SMAP 25 YEARS』が発売される。
このアルバムは、SMAPの400曲以上の候補の中から、ファンのリクエストによって収録曲が決まる(募集は終了)。
しらべぇではベストアルバム収録曲発表の前に、「SMAPで好きな曲は何か」を全国20代〜60代の男女に調査。SMAP好きが選んだ曲トップ10を紹介する。
■第10位【18票】ありがとう(2006年)
この曲は、中居正広がMCを務めたTBSのリオ五輪中継のテーマソングになったことも記憶に新しい。「ありがとう」というストレートな言葉が、万人に受け入れられているのかも。
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■第9位【20票】オリジナル スマイル(1994年)
木村拓哉が出演していたオロナミンCのCM曲に起用された曲。「笑顔で悲しみなくなれ」というポジティブな内容で、辛いときに聴きたくなる人が多いのかも。
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■第8位【24票】がんばりましょう(1994年)
この曲は、1996年にSMAPを脱退した森且行のソロパートから始まる。偶然なのか、10位から8位までは、ストレートで前向きなメッセージの曲が並んでいる。
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■第7位【26票】セロリ(1997年)
山崎まさよしのカバー曲。SMAPと山崎、どちらの歌の印象も強いという人も多いのではないだろうか。タイトル含め、曲の独創性が目立つ曲だ。
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■第6位【28票】SHAKE(1996年)
木村拓哉が巻き舌でまくし立てるのが印象的な曲。アルバム『SAMPLE BANG!』には、先日脳腫瘍のため亡くなった川島道行さんのバンド・BOOM BOOM SATELLITESが手がけた「SHAKE(BOOM BOOM SATELLITES REMIX)」が収録されている。
■第5位【34票】青いイナズマ(1996年)
森且行が脱退して初のシングル。林田健司のカバー曲だ。テレビ番組『SMAP×SMAP』が始まった当初のテーマソング。
■第4位【88票】オレンジ(2000年)
シングル『らいおんハート』のB面に収録されていたにも関わらず、圧倒的な人気を誇る曲。最後の「ありがとう。」という歌詞が本当は「さよなら。」だったが、木村拓哉がアドリブで変えたという話もある。
■第3位【101票】らいおんハート(2000年)
ウェディングソングとしても知られている曲だが、じつは発売後に木村拓哉と工藤静香が結婚したことで、ふたりに送られた曲なのでは、とも言われた。
■第2位【112票】夜空ノムコウ(1998年)
まだ世に知られた存在ではなかったスガシカオが作詞を担当。今作を機に、彼の名前が全国に知られるようになったそう。「SMAPのカバー曲」としてライブでも披露していたスガだが、SMAPが解散を発表したことにより、今後は歌うことを封印しようかと思うと発言した。
■第1位【342票】世界に一つだけの花(シングル・ヴァージョン)(2003年)
やはり不動の第1位は、槇原敬之作詞作曲の「世界に一つだけの花」。SMAPの解散報道を受け、グループ存続を願ったファンによる購買運動により、累計出荷枚数が300万枚を突破したことも発表されている。
曲が持つメッセージ性や、KABA.ちゃんによるわかりやすい振り付けなど、老若男女問わず受け入れられており、文句なしの1位といったところだろう。
ランキングを見てみると、どれも2000年前後に発売された曲ばかりに。ちなみに、ORICONが提供しているSMAPのシングル売り上げランキングでも、トップ3は同じ順位になっている。
数年前に、バラエティ番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で、その当時までに発売されていたシングル50曲をノンストップ40分間歌い踊る企画があった。
とくにSMAPのファンというわけではないのに、どれも一度は耳にしたことのある曲ばかりで驚いた記憶がある。SMAPのお茶の間への浸透率は他に類を見ない。
やはり、彼らの解散は惜しいと言わざるを得ない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・山吹彩野)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20代~60代の男女1,660名(有効回答数)