好調の『いきなり!ステーキ』 行列でもファンが行きたい理由
『ペッパーランチ』や『いきなり!ステーキ』の運営会社である株式会社ペッパーフードサービス。売上高も店舗増加数も好調の一途を辿っている。
都内でいきなりステーキのお店を見る機会が増えてきているように、2013年末のオープンから、わずか3年足らずで100店舗達成。2016年10月にも4店舗オープンと偉業を遂げている。
ステーキというと、高級なためなかなか気軽には行けず、また時間に余裕がないとしっかり味わえない食べ物。それを真逆の発想で展開しているお店が、いきなりステーキだ。
人気は衰えず、既存店でもまだまだ列をなしている。しらべぇ取材班はいきなりステーキファンに、どうしてそこまで惹かれるのかを聞いてみた。
①安い! 早い! 気軽で行きやすい
「仕事をしていると、無性に肉を食べてパワーをつけたいというときがありませんか? ただ肉といっても、ランチのお店は唐揚げや生姜焼きなどが主流で、焼き肉はひとりだとさすがに入りにくいです。牛丼という気分でもなかったり。
そこで、現在とても重宝しているのが、いきなりステーキです。立ち食いなので、私のようにひとりでぷらっと来ているサラリーマンもいて気楽です。安い! 早い! 気軽! そして肉でパワーがつけられますので、週1回は行ってます」(30代男性)
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②女性ひとりでも入りやすい!
「仕事が成功したタイミングでよく行きます。女性ひとりで入れるお店は限られていますが、カフェでは物足りないですし、居酒屋は行きにくい。
ここに行って、ワインとステーキでひとり祝杯をしています。入りやすくて、お肉とワインを楽しめるお店はあまりないですから」(20代女性)
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③お小遣い内でステーキが食べられるので
「私はお肉が大好きなのですが、お店で食べると高いですのでなかなか行けませんでした。最近、会社近くにいきなりステーキができたのですが、1,000円超で食べられるので、週2回は行っています。
平日週3回はを安く済ませれば、お小遣い内で可能な範囲です。お肉もよいものですし、今ではすっかりファンです」(30代男性)
ファーストフードではありそうでなかった「ステーキ」。いきなりステーキの登場で、人の生活も変えたと言っても過言ではないようだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・松岡佑季)