じつはくしゃみでまるわかり!あなたの潜在的な自己主張は?
場所と時をわきまえずに出るので困ってしまう、くしゃみ。それでも、エチケットとしてはハンカチで口を押えるなどがいいだろう。
しかし世の中にはお構いなしに「ハックショイ!」と大砲を放つ人も。そこでしらべぇ編集部では「くしゃみの思いきり度と自己主張」について調査してみた。
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■男女で明瞭な差が
「くしゃみは周囲を気にしないで思いきりする」人は全体で18.8%と、5人にひとりほど。男女年代別に表したのが次のグラフだ。
男性は年代の上昇とともに「くしゃみは思いきりする」人が増加。たしかに会議や会場などで大きなくしゃみをする人は、たいがい年配の男性のような気も…。
一方、女性は15%前後で年代に差がない。
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■しかし女性は収入で差が…
そこで、世帯年収別で女性のくしゃみの思いきり度を集計してみた。
男性は、おおむね年収の高い人ほど「くしゃみを思い切りする」人が増えるが、女性はまったく逆。収入の高い世帯の女性ほど「くしゃみを思い切りする」人が減っていく。
収入の高さとおしとやかさは関係しているようだ。
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■くしゃみに込められた主張、男女が真逆の結果に
ほかの回答も合わせて分析すると、男女のくしゃみの思いきり度の差は次のようになる。
男性:年代が高い人に目立つが、出世している・モテ度が高い・自称センスがいい人ほど「くしゃみを思いきりする」=大きなくしゃみは自信の表れ
女性:年齢には関係なく、モテ度が低い・自称センスが良くない・大雑把と自己評価する人ほど「くしゃみを思いきりする」=大きなくしゃみは我が道をいく意思の表れ
次のグラフは、仕事などでリーダーになるか人についていくかで集計した結果だ。
ここでも男女が逆の結果に。男性は威厳を示すためか、リーダーのほうが「くしゃみは思いきりする」人がフォロワーより多くなる。
女性は反対にフォローに回る人のほうが「くしゃみを思いきりする」割合が多い。リーダーになると面倒なので我が道をいきたい、と考えている人も多そう。
女子会で大きなくしゃみをしている人は、よくしゃべるけど会のまとめ役は苦手そうだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・谷葦夫)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20代~60代の男女1,365名(有効回答数)