『2015年若者おなら白書』自分で放った屁は他人に疑惑を持ちかけ、お風呂では臭いをコッソリ…

生理現象としてのおならは、誰にとっても身近なものです。しかし、それはときに臭気を伴うがゆえ、人々に特殊な行動をもたらすこともあるようです。たとえば、自分が放ったにもかかわらず、他人が放屁したとして周囲を疑いのまなざしで見つめてみたり。あるいは一人お風呂のなかで放ったおならのニオイを湯船の水面で確認してみたり。

これまで、当サイトではおならにかんするさまざまな調査を試みてきました。今回はそれらの調査でわかった新事実を20～30代の若者の行動特性を中心にご紹介します。

■布団のなかで放ったおならとどう付き合っていくか？

人は自らのおならが出るタイミングを完璧に予測することはできません。したがって、寝る前に布団の中でおならが放たれる機会もあることでしょう。そんなとき、放出されたおならのニオイは布団という密室空間のなかに閉じ込められます。そのニオイをあえて確かめたがる人の割合を調査したのが以下の記事でした。

布団で放ったオナラを熟成後にフワッ！　屁のニオイ検証者に30代が多いのはなぜ？

全世代のなかで30代の経験者が多く、30代男性にかんしては32.0％が布団で放ったオナラを掛け布団を持ち上げて「フワッ」と確認していたことがわかりました。

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■恋人の前でオナラしても問題なし！20代女性のオナラ観に注目

「人前での放屁は恥ずかしい」という価値観が支配的な我が国では、恋人の前ではおならを避けたがる人が少なくありません。以前当サイトが調査したところ、恋人の前でおならをしたことがない人は男性20.9％、女性28.7％でした。

女性のほうが恋人の前での放屁を避けたがっていることがわかります。しかしながら、20代に限ってはその割合が逆転しており、なんと男性のほうが恋人の前でおならをしたことがない人が多かったのです(恋人の前でおならをしたことがない男性27.3％、女性25.3％)。

なんと20代では男性の方が多い！恋人の前でおならしたことない人の割合を調査

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■他人に罪をなすりつける大人たち

最後に、おならにかんするマナーとモラルの問題をひとつご紹介します。自分が放ったおならにもかかわらず、他人が放ったように疑い仕向けた人の数を調査したところ、その割合は15.6％でした。

おならをしたとき他人を疑う発言をしたことある女子は15.6％！乙女心な理由も紹介

こうした狡猾な屁コキ師の存在を看過できない人もいることでしょう。彼らには二つの問題点が指摘されます。

複数の人がいる場で屁を放っているという「マナー違反」。さらにその「犯人」を他人になすりつけている「モラルハザード」。

自由には常に責任が伴うといいます。それは放屁にかんしても同様でしょう。当サイトは今後もおならにかんする行動特性の調査を継続的に進めてまいります。

（文／しらべぇ編集部）

（文／しらべぇ編集部・Sirabee編集部）