【成瀬心美の嫌よ嫌よも愛のうち】チョコ「セパレート」のすすめ(6通り)
みなさんこんにちは、成瀬心美です!
ハッピーバレンタインデー!! 男性が、ダイエットしてるわけでもないのにコンビニで大好きなチョコ菓子を買うのをためらっちゃう日ですね。わたしもチョコ菓子が大好きなわけですが、バレンタインデーだけは、店員さんから「この女、義理チョコ買ってるのか!?」と思われてそうで、なかなかレジに持っていけません。
気にし過ぎですかね…。
さて、チョコ菓子といえば! 永遠のテーマがひとつありますね。そう、「きのこ派」か「たけのこ派」か、というあの対決です。今回はまず、わたしがどちら派なのかを発表しましょう!
ずばり、「きのこ派」です! 「おい、成瀬、てめぇきのこ派か。たけのこ派総動員でぶっ潰すぞ」なんて物騒なことを考えているあなた。まぁまぁまぁ。ちゃんと理由があるのでご勘弁ください。
画像をもっと見る
■セパレートしたい
わたしは、チョコのお菓子を食べる時、「セパレートしたい」という欲求が発動します。チョコ部分とそうでない部分を分けて食べたいんです。「きのこの山」でいうと、冷やしてから、傘になってるチョコ部分を歯でグイッと引っ張り、サクサク部分と完全に分離しちゃうということですね。
で、まず2つに分かれた両者を眺めて愛でます。もう、ビスケットのちゅるんとしたフォルムが可愛いのなんの。そして、噛み締めながら食べる。そうやってゆっくり食べるのが楽しいんですよね。「たけのこの里」の場合、チョコが染み込んでるから、セパレートができないんです。クッキーによだれ染み込むんですわーーー。だから、きのこ派として生きています!
そして、このセパレート手法は、他のチョコ菓子でもできるんですよ!
●アポロ
こちらは、まず冷凍庫で凍らせます。この「凍らす」という行為は、セパレートスタイルにおいて非常に重要です! アポロは、凍らすことで、上のいちごチョコ部分と下のミルクチョコ部分をきれいにパカっと歯で分けることができるんです。そして2つの味を別々に楽しみ、そしてまた1つにして食べて…。何度でも美味しい。凍らせるとカリッ!パリッ!とするチョコの音もたまらないですね!!!!
●マーブルチョコレート
こちらも、凍らせます。そうすると、カラフルなコーティング部分だけきれいに取れるんです。マーブルをセパレートする人はあまりいないでしょう。上級者向けです。なお、早めにやってしまわないと、コーティング部分が溶け出して手に色が付きます。
応用編としては、コーティングを口の中で溶かして真っ白くつるんとしている状態のマーブルチョコを楽しみつつ、口の中でコーティングを剥がすこと。はぁ、美味しい。楽しい。
●ポッキー
こちらは定番。舐めたり軽~く歯を立てたりしながら、チョコ部分を全部剥いでいきます。で、残った“プリッツ”要素をサクサク食べる。1本食べるのに5分以上かかりますね。熱中しすぎるとポキッと折れてしまい、「うおー!!!!!!」なんて1人で叫ぶわけです。悔しい!!!わたしは、お昼から夕方までかけて1箱に入ってるポッキーをすべてプリッツにしたことがあります。
え、汚い? やめて。言わないお約束よ。
●TOPPO(トッポ)
これは、「凍らす」とはまったく逆。少し炙って、溶けた中身のチョコを勢いよく吸います。これも上級者向け。高度なセパレートですね! しかし、炙りすぎ注意です!チョコが熱いので、火傷します!!!気をつけて!!
そして、炙ったプレッツェルがまたこんがりいい香り。香ばしくて美味しいのです!!!!
●コアラのマーチ
最後は、熟練の技です。「コアラのマーチのセパレートなんか無理だろ!」と多くの方が思うでしょうが、これができるんです。まず、四つ端を食べちゃいます。そして、フタを開けるような感じで慎重にパカッと割るんですね。これの何が面白いかって、チョコの偏りがそれぞれ違うんです!
あるものは上に偏っていて、あるものは下に偏っている。そんな偏りの違いを見るだけで、それぞれが生きているようにすら感じてくる…。いやぁ、お菓子って奥が深いですね。
もっともっと色んなお菓子のセパレートをご紹介したいのですが、それはまた機会があったらで。色んなお菓子に応用できますので、みなさんもわたしと一緒に“セパレーター”目指して頑張りましょう!!
来年のバレンタインデーは、セパレートしたチョコを誰かにプレゼントしてみようかな。よだれだらけになるけど! って、どんな嫌がらせだ(笑)。
(文/成瀬心美)