浮気されダイエット、外デート…「浮気サレ妻」が実行した3つのこと
浮気されてしまった妻は…
こんにちは、主婦ライターの「めりあ」です。実はわたし、「サレ妻」になったことがあります。そう、夫に浮気“された”んですね。
わたしより一世代若いママ友なんかは、浮気への対処法について話している時、「え、そんなの殺すしかないでしょ」と物騒なことを言いますが、もちろんそんなわけにはいきません…。(気持ちは100%理解できますが!)
夫が浮気をした原因は、おそらく長く続いてしまった「セックスレス」でした。多くのご家庭に潜在している問題だと思います。
“少子化の一因”なんて仰々しく言われることもありますが、そんなこと言われても個人の感情の問題だから簡単には解決できませんよね…。
今回は、7割の奥さん(めりあ調べです。すみません…)が悩んでいる「夫の浮気」について書かせていただきたいと思います。
■絶食するほどショックな夫の浮気… でも、ダイエットの大チャンス!?
信じていた夫の浮気がひょんなことから発覚し、毎日涙する日々だった数年前。唇を通過するのはため息ばかりで、食事もノドを通りませんでした。
そんな時に、ふと姿見に写った自分を見て唖然。カラダはすっかりたるんでおり、はみ出た贅肉の厚さは軽く5センチ以上。いつの間にかすっかりオンナを捨てて「おっかさん」になっていた自分に気付いたのです。
ただ、ネガティブな感情の中にパッと少しポジティブな感情が灯りました。「これってもしかして、ダイエットの大チャンス!?」。だって、ショックで食欲はほぼ皆無。だったら、痩せちゃおうと。
それまで家事以外では体を動かすことがなかったわたしは、運動を始めました。といっても、スーパーまでの自転車をやめて歩いて通ったくらいなのですが、どうでしょう! 日に日に体重が落ちていくのです。服のサイズもだいぶ下がりました。
浮気夫を振り向かせるには、「まずサレた自分が美しくなること」が大事です。裏切られた心の痛みをダイエットに利用してみませんか? もちろん、許せない場合は「殺す」以外の方法で“復讐”してもいいと思いますが、その話はまた今度。
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■浮気されて気づく、「待ち合わせてデート」の大切さ
かつて、夫とわたしは恋人同士でした。よく馴染みの喫茶店の窓際に並んだ席で待ち合わせ、その日行きたいデート場所に仲良く出かけたものです。
夫の浮気に落ち込んでいたわたしはある日、昔からの女友達に相談。浮気なんかに悩むことなく旦那さんと仲良くやっている彼女は、言いました。
「セックスレスもそうだけど、そもそもデートとかしてる? うちは毎月必ず1回はどこか外で待ち合わせてデートに行ってるよ。外で会うと、もう全然違うんだって」と。
目から鱗でしたね。これを聞いてある日、わたしは用を済ました帰りに夫の勤務先の近くに行き、こうメールしました。
「いま、〇〇の帰りで会社の近くまで来てます。久々に2人で外食して帰りませんか? もうお腹減っちゃった。駅の改札の近くで待ってます」
夫は快諾してくれたのですが、そこによぎるこんな感情。「浮気相手のあのオンナとは、こうやって待ち合わせてたに違いない…」。そんな怒りは噛み殺すのが死ぬまで寄り添う本妻だ! と自分に何度も言い聞かせ、食事に行きました。
シチュエーションが激変した会社帰りの夫との外出デートは、忘れていたことを再発見する絶好の機会でした。浮気に悩まないご家庭にも、ぜひオススメしたいです。
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■受け入れてあげる妻になる
そして、「レス」の話。これも頼れる女友達の助言が大きかったのですが、彼女曰く、「女は男と違って、受け入れることができる」というのです。
男性は、それぞれフェチがあったり、あの行為に対して強いこだわりがあったりするもの。女性よりもその部分は強いですよね。そういった“こだわり”を受け入れてあげることは、実は性的な欲求の行方を「支配する」ことに繋がるのです。
過度なものはともかくとして、「オトナのおもちゃを使いたい」くらいのこだわりだったら、受け入れるのにそこまで抵抗はないのではないでしょうか?(我が家がそうであったかは、ご想像にお任せします…笑)
さて、このように、「サレ妻」になったわたしが実行した3つのポイントを紹介しました。その甲斐あって、現在は仲良くやらせてもらっています。(たまに、突発的に過去の浮気を思い出して猛烈に腹が立つことはありますが…)
ママ友の話を聞くと、「レス」のご家庭の話は実に多く耳にします。理由を尋ねると、「めんどう」「いまさら」がほとんど。なかには、「夫も妻も恋人がいる」なんてご家庭もあるようです…。
結婚生活の半分以上レスを続けてきた結果、「サレ妻」となってしまったわたしですが、夫のために改めてオンナを磨いた日々は、後から振り返るとなんだか充実した時間でもありました。
浮気は許せない。それは当然のことですが、人生は短いようで長いです。マイナスな感情をプラスの方向になんとか向けてみる。そんな戦いをした話をさせていただきました。
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)