地図が読めない女性が減少中!そうiPhoneならね
知らない街で道に迷い、さっきから同じ場所をぐるぐるするばかり。人に聞いたほうがいいのではと思いながらも、さらにさまようことに…。
しらべぇ編集部では、「道に迷っても人に聞かない」かの調査を実施。全体では、23.2%が人に聞かないと答えた。しかし男女別で見ると、大きな差があるのだ。
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■地図が読めない女は本当なのか?
女性よりも男性のほうが、人に道を聞かない割合が多い。
ベストセラー『話を聞かない男、地図が読めない女』(アラン・ピーズ)は、男女の脳の違いについて書かれた本。
その本では、男性は空間認識能力が高いので、地図を見れば目的地まですぐに行ける。しかし女性は逆で、地図をくるくると回しても理解できないと書かれている。
もちろん、出版日が2000年と古く、この本に書かれていることのすべてがあてはまるとは言いがたい。
しかし今回の調査を見ると、少なくとも自分で解決しようとするのは男性のほうが多いことがわかる。
「聞いたら負けだと、自分の中で勝手に勝負している」(30代男性)
「人見知りなので、絶対に聞かない。聞けないと言ったほうが正しいかも」(20代男性)
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■地図に大きな革命を起こしたのは…
性年代別で、さらに詳しくみてみよう。
30代以上は男性のほうが多くなっているのに対し、20代は僅差だが女性のほうが増えている。男性の草食化により、空間認識能力の差もなくなったのだろうか? 近年になり、地図は大きな革命がおきた。そう、スマホの誕生だ。
スマホの地図アプリを利用すれば、自分がどの位置にいるかを教えてくれる。くるくると回さなくても、どちらを向いているかまでわかるのだ。
「土地勘のない場所に行っても、スマホがあれば道に迷ってさまようことはない。人に聞いたほうがややこしくなるし、なによりもスマホが頼りになる」(20代女性)
また営業をしている女性は、次のように答えた。
「先輩の男性社員は、一度行ったところなら地図も見ずに行けるのが不思議で。私は何度行っても覚えないので、ひとりで行くときは悪戦苦闘でした。でも今は、スマホがあるので安心です」(40代女性)
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■道に迷わなくてもいい! そう、iPhoneならね
ちなみにiPhoneの最新機種「iPhone7」をすでに購入した人は、道を聞かない割合が高い。
Appleファンは、iPhoneの機能すべてをしっかりと使いこなしているようだ。
数年後に同じ調査をしたならば、男女差はさらになくなっていることだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20代~60代の男女1,365名 (有効回答数)