野生の本能が騒ぐ!?狼につられて慣れない遠吠えを試みるワンコ
野生のオオカミが群れのメンバーとコミュニケーションを取る際、遠くまで聞こえるように声を長く引いてほえる「遠吠え」。
家の外からオオカミの遠吠えが聞こえてくると、思わず自分も遠吠えを返したくなってしまう不器用なワンコが可愛い。
■オオカミさんたちにお返事
生後18ヶ月のときに米ニューヨークの保護施設に保護された犬のセシルさん。どうやらこの周辺には野生のオオカミが多数生息しているらしく、よく群れのメンバー同士で遠吠えをしているのが聞こえてくるようだ。
どこからか響いてくる美しい遠吠えを聴いていると本能が騒ぐのか、セシルさんも「ここ、私はここにいるよ~!」と慣れない遠吠えで返事をするのだが…。
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■独特すぎるセシルさんの遠吠え
オオカミたちの「アオォーーン」という長く響く遠吠えとは違い、セシルさんの遠吠えは「ワゥワゥワゥワゥ~」と、強いリバーブのかかったダブステップのようで、あまりに別物。
それでも本人は返事ができただけでも楽しいのか、新しく遠吠えが聞こえてくる度に耳をそばだてては、「ワゥワゥワゥ~」と自分の存在をアピール。
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■イエイヌも遠吠えするの?
セシルさんのあまりに調子っぱずれな遠吠えを聞いたせいか、次第にオオカミたちの声は止んでしまった。「なんであいつら急に黙っちゃったんだろう…」という顔でこっちを見ているが…それは恐らくキミの練習が足りないせいだから。
現代では犬のご先祖様はオオカミだという説が有力だが、セシルさんたちのようなイエイヌの本能にも遠吠えがインプットされているのだろうか?
残念ながらニホンオオカミは絶滅してしまったけれど、犬を飼っている人は愛犬の前で遠吠えして確かめてみて欲しい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・びやじま)