14日は68年ぶりの極大スーパームーン 一番大きく見える時間は…
地球で暮らす私たちにとって、一番身近で観測もしやすい天体といえば月。月は、人類が唯一降り立った天体でも知られているが、宇宙飛行士になりたいと思ったことがある人はどれくらいいるのだろうか。
しらべぇでは、全国20代〜60代の男女1,387名に対し「宇宙飛行士になりたいと思ったことがある」という人の割合を調査してみた。
■男性は女性の2倍も
男女別で見てみると、女性が8.2%だったのに対し、男性は2倍以上が「宇宙飛行士になりたいと思ったことがある」と回答した。
子供時代に夢見た人も含まれるかもしれないが、JAXAの募集要項によれば、日本で宇宙飛行士になるためには、理系学部を卒業していることが必要。
理系専攻の女性が少ないことも要因としては考えられる。
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■宇宙飛行士なりたい・なりたくないそれぞれの理由
実際、宇宙飛行士になりたいと思った人と、そうでない人に話を聞いてみた。
<宇宙飛行士になりたいと思ったことがある>
「子供のころ、知り合いの天体望遠鏡で天体を観たり、星座の神話も好きで、宇宙から星はどう見えるんだろうと思って、宇宙飛行士になりたいと思いました」(20代・女性)
「ニュースで日本人宇宙飛行士が宇宙に飛んで行ったのを見て、ロマンを感じました。どんな気分なんだろうって」(60代・男性)
実際に天体観測をしたり、宇宙に行く様子を目の当たりにすることで、未知の世界である宇宙への憧れが湧いてくるのかもしれない。
<宇宙飛行士になりたいと思ったことがない>
「空気もない宇宙に放り投げられるなんて絶対に無理。地球が一番」(30代・男性)
「宇宙飛行士の人が、宇宙で虫歯になった時の対処法として歯を抜く訓練をするとか、いろいろと過酷な訓練の話を聞いて、絶対になりたくないと思った」(20代・女性)
空気も食料も重力もない宇宙で暮らしていくには、長期間にわたる過酷な訓練は必須のため、それほどまでしてなりたいとは思わないという人もいるようだ。
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■11月14日は68年ぶりの極大スーパームーン
宇宙飛行士が唯一足を踏み入れた天体・月だが、11月14日には月の偉大さを実感できる「スーパームーン」。しかも、68年ぶりの近さにまで地球に接近し、ちょうど満月の日とも重なるのだ。
月が地球に最接近するのが20時21分。満月は22時52分だが、可能であれば「月の出」から観るのがおすすめ。理由は、月と、対比する建物や木などを一緒に観ることができ、より月の大きさを感じることができるからだ。
普段は興味がないという人も、この日だけは、人類と宇宙との歴史にも深い関わりのある月に、思いを馳せてみてはどうだろうか。
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【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年10月21日~2016年10月24日
対象:全国20代~60代の男女1387名(有効回答数)
(取材・文/しらべぇ編集部・山吹彩野)