日本は子育てしにくい… 宇多田ヒカルら著名人も実感

ひとりひとりの協力が必要になってくるのではないだろうか。

2016/12/11 16:30


宇多田ヒカル

大きなライフイベントのひとつである子育て。しかし、以前しらべぇが全国20代〜60代の子どもを持つ男女に実施した調査によると、「子供がいないほうがよかった」と思ったことのある女性は、じつに3割を超えた。子育てをしている女性のひとりが悩みを語る。

「子どもがいて幸せなのは間違いないのですが、『自分のことは何もできなくて虚しくなる』『子供がいうことを聞かなくてつらい』と思ってしまった瞬間は幾度もあります。


子育てに悩んでいるのにひとりで抱え込んでいたり、同世代の友達が自分のためだけに時間を使っているのを羨ましく思ったり…そうしたときにとくに思ってしまいますね。『自分はなんでこうなんだ』って」(30代女性)


子育てをしていて周りの目が気になる、比べてしまうのがつらさを感じる要因になっているのだろう。

▽元記事はこちら

既婚女性が明かす 子供がいないほうがよかったと思った瞬間3選



■有名人からもあがる声

元バドミントン選手で現在はスポーツキャスターとして活躍する潮田玲子のツイートからも、周りの目を気にするようすがうかがえる。

切実さが伝わってくるツイートに、多くの反響が集まったようだ。

▽元記事はこちら

電車で泣きわめく我が子に思わず本音 潮田玲子のツイートに反響


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■宇多田ヒカルが印象を語る

日本の環境は、やはり海外から見ると「子育てしにくそう」と感じるようで、自身はイギリス・ロンドンで子育て中の宇多田ヒカルはこんな印象を語った。

「赤ちゃんが生まれて国が成り立っていくのに、


将来自分の年金を払う人になってくれるのに、


なんで、ちょっと泣いてるぐらいで嫌な気持ちになるんだろうとか、すごく不思議です」


これには…

などと、視聴者からは共感の声が多数。「電車での赤ちゃんの泣き声にイラッとするか」と調査すると、「イラっとする」と答えた人は全体の4分の1にのぼった。これでは子育てがしにくく感じるのも当然だ。

▽元記事はこちら

宇多田ヒカルが日本の子育て環境に疑問 共感の声殺到


日本を少しでも子供を育てやすい国にするために、ひとりひとりの協力が必要になってくるのではないだろうか。

(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2016年7月22日~2016年7月25日/2015年12月22日~2015年12月24日 
対象:全国20代~60代の子供がいる男女651名/全国20~60代の既婚男女1,353名(有効回答数)
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