ウォルト・ディズニー誕生日!今見ておきたいマニア推薦映画3選
12月5日はウォルト・ディズニーの誕生日である。ディズニーランドに修学旅行で訪れる人も多く、親しみをもつ日本人は少なくない。だが忘れてはいけない。ディズニーといえば映像作品である。
だがどれを見ればよいものだろう。大量にある作品群から、ディズニーマニアである20代女性に、アニメ作品、ピクサー作品、実写作品からそれぞれひとつずつオススメを聞いた。
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①ノートルダムの鐘
舞台は15世紀のパリ。ジプシー狩りを行うフロロー判事と、その判事によって育てられた鐘撞き男のカジモド。判事の護衛隊隊長フィーバス。この3人に男性たちとジプシーの踊り子エスメラルダの恋の物語。
ディズニーマニア「ディズニーには珍しく、ひとりのヒロインに対して3人の男性が恋をします。主人公のカジモドは見た目が醜いけれども心はとっても純真。身体能力も高くて、感受性豊か。モノづくりも得意です。
カジモドと同じく、魅力的に描かれているのはフィーバス隊長。自分の正義を貫くのが彼の魅力ですね。逆にフロロー判事は、恋心に狂って街をも焼き払おうしてしまいます。悪役としては魅力的だと思います。
エスメラルダは気高く妖艶。でも根は優しい。作中で『ゴッド・ヘルプ』を歌う場面があって、パリ市民たちが自分の栄光のために歌っているなか、彼女は虐げられ続ける人々の幸せのために歌います。これが彼女の魅力の本質だと思います」
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②ウォーリー
西暦2805年。人類は汚しきった地球を捨てて宇宙船で生活していた。ゴミ山となった地球ではゴミ処理ロボットウォーリーがもくもくと作業している。
ディズニーマニア「物語の主役であるウォーリーとイヴはロボットですがとっても感情表現豊かでかわいいんです。ウォーリーはとっても健気で一生懸命。とってもロマンチストで、どこか職人気質。
ヒロインのイヴは、最新型ロボット。男勝りで活発なデキるキャリアウーマン。でも意外と無邪気で嬉しいとダンスもするし、悲しいときはそれを表現します。
この作品は自分を見失ってしまったたり、見つめ直したりしたいときに観ると勇気がでます。ぼろぼろになっても、絶望的でも、がんばっていれば報われると感じさせてくれます」
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③魔法にかけられて
おとぎの世界に住むジゼル姫はエドワード王子と婚約するが、王子の継母、魔女ナリッサが現代のニューヨークに追放してしまう。そこでジゼル姫は離婚専門弁護士ロバートと娘のモーガンに助けられる。
ディズニーマニア「ヒロインのジゼル姫は、これまでのディズニープリンセスの集大成のようなキャラクターです。ロマンチストですが強い信念をもっている女の子。
弁護士ロバートはシニカルで、とてつもなく現実の象徴のような男性。逆にロバートの娘のモーガンは夢も魔法もないとロバートに教えられてきたけども夢見がち。ディズニープリンセスに憧れる女の子たちの象徴のような存在。
そしてエドワード王子は人の話を聞かない猪突猛進で率直すぎる、ポジティブな男性。敵であるナリッサ女王も悪い魔女たちの集大成。
この作品をみれば、とっても幸せな気持ちになれます。究極のハッピーエンド。過去の象徴的なディズニーシーンを模したシーンが盛りだくさんです。ディズニーマニアなら絶対に楽しめる作品だと思います」
ディズニーといえば、夢でキラキラのハッピーエンドばかりだと思われがちだが、実はそんなことはない。現実を夢で塗り替えていく力がどの作品にも秘められている。
癒やしがほしいと感じているのなら、これらのディズニー作品をながめて、心を安らげてみてはいかがだろうか。
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