猫キャラクターの作品は大当たり?特撮猫キャラクターの魅力に迫る
こんにちは、モノブライトのベース、出口です。
突然ですが、先日子猫を保護する事態に遭遇しました。コンビニに行く途中、隙間のあるシャッターに挟まっているところを助け、そのままにしておくこともできず一時的に保護。
その後、知人のペットトリマーさんに引き渡し里親さんを探してもらうことになりました。ありそうで遭遇する機会が極端に低い出来事の代表、子猫の保護。
私は猫アレルギーなので、そこまで猫には思い入れがありませんでしたが、一晩一緒に過ごすと、引き渡したくない!とさえ思うようになった自分に驚いています。猫のかわいさ、おそるべし。
特撮作品には猫をモチーフとしたキャラクターが多く登場していることに改めて気付きました。
今回は私が猫のかわいさに開眼してしまったので、愛猫家に送る特撮に登場する猫キャラクターをご紹介したいと思います。
画像をもっと見る
■憲法や魔法を使うスーパー猫!
スーパー戦隊シリーズでは動物をモチーフに取り入れる場合が多くありますが、ネコ科(ライオン、トラなど)のヒーローはいてもまごうことなき「猫」のヒーローはほとんど存在しません。
そんな数少ない猫ヒーローが登場するのは、獣拳戦隊ゲキレンジャー(2007年放送)と魔法戦隊マジレンジャー(2005年放送)です。
どちらの作品も主人公ではなく彼らをサポートするキャラクターなのですが、愛らしくも癖のある猫。ゲキレンジャーに登場する猫は、彼らの師匠の「マスター・シャーフー」。
「暮らしの中に修行あり」を信条に若手拳士の指導にあたる老師猫。哲学的な物言いも多く、達観していると思いきや爪を研いだり猫じゃらしにじゃれつく姿は、猫好きにはたまらないでしょう。
マジレンジャーに登場する猫は、魔法猫スモーキー。
第19話から登場するランプの中に閉じ込められている魔法猫。ランプ、魔法からイメージはそのままアラジンと魔法のランプです。
元々は悪さを働いていたが呪いを受けてしまい魔法のランプの中に避難させられた経緯から、呪いを解くために人の願いを叶え続ける使命を課せられてしまいます。
口が悪いのに語尾や文中で「にゃ!」が入るあたり相当あざといポイントが、悔しいですがかわいいです。
関連記事:ミキ亜生、高嶋ちさ子に嫌われまいとスタッフに責任転嫁 「彼に問題ある」「営業妨害」
■敵は猫そのもの!
仮面ライダーシリーズでの猫は主に敵陣営に登場する場合が多いです。猫怪人はどのシリーズでも登場しますが、仮面ライダーW(ダブル。2009年放送)では、飼い猫が怪人に変身してしまう驚愕の展開を見せます。
悪の組織の中心に位置する園崎一家の飼い猫ミック(画像は同種のイメージ画像です)。アメリカンショートヘアの普通の猫ですが、物語のキーアイテム・ガイアメモリの力を使用すると、
スミロドン・ドーパントに変身!普通のアメリカンショートヘアが圧倒的な強さと凶暴性を持った怪人になってしまうのです。
猫の特性を移植されたり他のものと掛け合わせたりで怪人は作られますが、猫がそのまま怪人になるなんてミック以外では存在しません。変身前のふてぶてしいミックは猫好きならずとも必見です。
関連記事:大食い・木下ゆうかのご報告 「養子を貰いました」に驚きの声
■空からやってきたウルトラマン猫!?
最後は1997年と1998年に円谷プロが制作した「ウルトラニャン」です。
主人公はフェリス星からやってきた不思議な猫・ニャン。この不思議な猫を中心に街で騒動(猫泥棒など)が巻き起こる作品です。
特撮を紹介するのにアニメじゃないかとお思いでしょうが、文字通りウルトラニャンはウルトラマンをモチーフにしていて、円谷プロ作品ではマイナーなキャラクターにも関わらず円谷プロのマスコット的存在にもなっています。
従来のウルトラシリーズのように地球を守ったり防衛チームが活躍することはなく、あくまで「ご町内」の出来事に終始し全編にわたって牧歌的な世界観が魅力です。
一作品で脇役も含めてここまで多くの猫たちが登場するのも珍しいので、特撮好きで猫好きの方は是非ともチェックしておくべき作品です。
関連記事:指原莉乃、愛猫家タレントの行動に本気の忠告 「止めたほうがいい」
■猫の魅力とは
個人的に今まで注目することのなかった特撮作品の猫キャラクターたちを調べてみると、その魅力とキャラクター性の強さを実感しました。
その証拠に、正義のキャラクター、悪のキャラクターどちらにも幅広く採用されているのは猫が一番多いのです。
勝手気ままで自由だけど自分の中のルールは遵守する、一般的な猫の性格は、特撮キャラクターとの親和性が高いのかもしれません。
・あわせて読みたい→「私たち、入れ替わってる!?」男女が入れ替わる特撮作品3選
(文/モノブライト・出口博之)