映画館でマナーにイライラ 最近体験した迷惑行為を調査

2016/12/20 08:00


(Michael Blann/DigitalVision/Thinkstock)
(Michael Blann/DigitalVision/Thinkstock)

2016年は映画がヒットした年。新語・流行語大賞の候補30語にノミネートされた庵野秀明総監督の『シン・ゴジラ』は興行収入81億円、新海誠監督の『君の名は。』は206億円のメガヒット。

また、物語の舞台となった場所を訪れる「聖地巡礼」は流行語トップテンに選ばれ、映画から波及したトレンドも派生している。

今年、久しぶりに映画館に行った人も多いのではないだろうか。映画館で気になるのは、鑑賞マナーだ。

そこで、しらべぇ編集部では、全国20代~60代の男女1,362名を対象に、迷惑行為に関する調査を実施した。


画像をもっと見る

■映画館で見かけた迷惑行為

しらべぇ編集部が映画館の迷惑行為9つをピックアップし、「ここ最近、映画館で見かけた迷惑行為」について、複数回答で選んでもらった。

sirabee20161220cinema3


一番体験している迷惑な為は「おしゃべり」だった。最近でも2割以上が経験している。おしゃべりするのは発声可能上映だけにしてほしいものである。

次に多かったのは「椅子を蹴られる行為」だった。上映前の注意事項に必ず入っているが、それでもなお、蹴られる行為は上位にきている。

ほかに挙げた迷惑行為はそれぞれ1割程度が体験しており、「口臭・体臭」「カップルのイチャイチャ」にあった割合はさらに少なくなっている。

映画館でいやな体験をして、ストレスを感じている人が少なからずいると判明した。


11月に公開された片渕須直監督『この世界の片隅に』は年明けから公開規模を拡大する異例の大ブレイクをしており、2017年もまだまだ映画旋風は巻き起こりそうだ。

来年も映画館のモラルとマナーをきちんと守って鑑賞を楽しみたい。

・合わせて読みたい→「映画館離れ」が深刻か ふたつの要因が調査から明らかに

(取材・文/しらべぇ編集部・小河 貴洋

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2016年11月25日~2016年11月28日
対象:全国20代~60代の男女1376名(有効回答数)

映画調査聖地巡礼迷惑行為この世界の片隅に
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング