オリオンビール5種飲み比べ 桜に麦に辛口も…自分好みの味みつかる
沖縄の人気地ビール「オリオンビール」。
昭和32年の誕生以来「県民ビール」として広く愛され、「県外で飲んでもウマいが、なぜか沖縄の地で飲むと泣けるほどウマい」といった声もある。
沖縄旅行に行くと、つい買ってホテルの部屋で飲む人も多いのでは?
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■全部で13種類も!
オリオンビール株式会社が販売する酒類のバリエーションは13種。
本記事では、那覇市のメインストリートに面した「ファミリーマート国際通り牧志店」の酒コーナーに設置されていた中から、5種の飲み比べを実施。
那覇市内の高級ホテル「ハイアットリージェンシー」の一室で夜風を感じながら、記者独断の「No.1オリオン」決定戦の開始だ。
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①いちばん桜
沖縄では1月〜2月に、本州の品種とは異なる桜「緋寒桜」(ひかんざくら)のシーズンを迎える。
澄んだ青空に、そんな沖縄の桜をイメージしたデザインがちょっと女子向け。
甘めの味と香りで飲みやすく、心なしか桜の風味を感じる。原材料は麦芽とホップのため、気のせいだと思うのだが…。
満足度:★★★☆☆
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②サザンスター
星空をあしらったデザインで、原材料には大麦のスピリッツなどが含まれている。
5種のなかで一番キメが細かく、とにかく「泡がウマい」。これは夏の熱い時に飲みたくなる味わいである。
満足度:★★★☆☆
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③麦職人(発泡酒)
酵母を丁寧に扱い、発酵の温度やホップ投入のタイミングを見極めるといった独自の醸造技術を生かした一品。
オリオン商品のなかでは珍しく味わいが濃く、しっかりとしている。
かといって、東京で発売されている発泡酒と同じ味わいというわけではない。
オリオンらしいスッキリとした爽やかさも含まれており、良いとこどりだ。
満足度:★★★★☆
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④スペシャルエックス
刺激的なパッケージで、見るからに「辛そう…」と飲む前からイメージが湧くこちら。
雑味が除去されており、強い炭酸がグッとくる。クリアな飲み心地で、「辛すぎたらどうしよう」と不安に感じたものの、過度な辛さは感じなかった。
オリオンらしい淡い味わいに、喉越しはキリリとシャープだ。5種中いちばん特徴的な味のため、好みがわかれるかもしれない。
満足度:★★☆☆☆
⑤オリオンドラフト
定番である本家オリオンビールは、飲んだそばから、やっぱり主役が漂う。「THE沖縄感」が満載で、しっとりとした飲み心地だ。
目の前に灼熱のビーチが突如出現するような、ジワジワとやってくるコクとキレにノックアウトされる。
どれも個性的でうまいが、スタンダードならではの強みを感じる。
満足度:★★★★★
5種飲み終えた時点で、記者は⑤のスタンダードなドラフトビールの良さを再認識した。
それぞれに「オリオンスピリット」を感じながらも個性豊かで、それぞれ魅力的な味わいを感じた。沖縄を訪れた際には、ぜひ自分好みの味を見つけてみては?
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(文/しらべぇ編集部・大木亜希子)