東京からわずか1時間!昭和レトロ青梅の街おこしがすごい

2017/01/22 21:00


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都心からわずか1時間足らずで電車で行くことができる「JR青梅駅」。

漠然と「山が近いエリア」という印象の人もいるかもしれないが、青梅駅は街おこしの一貫として、昭和レトロが楽しめる仕掛けがされており、ぷらっと歩いていても、フォトジェニックな景色に出会えること必至だ。

しらべぇ取材班では、「昭和レトロ青梅」の魅力に迫ってみた。


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■青梅駅に降りてすぐにタイムトリップ!

JR青梅駅を降りて、すぐにある待合室。少し剥がれかけている、昭和の古い映画ポスターがまたそそる。右手に到着しているJR青梅線とのコントラストも、魅力的だ。

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地下道にもある『鉄道員』や『ティファニーで朝食を』の看板。『ティファニーで朝食を』は、1961年にオードリー・ヘップバーン主演の大作映画。ノスタルジックな駅構内は、まるで映画館にいるようだ。

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■街の随所に見られる映画看板

青梅駅を出ると、近代的なお店はモスバーガーくらい。他は昭和にタイムトリップしたようなお店が並んでいる。文房具屋では、懐かしい届け用紙の看板も。

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東京新宿区から山梨県甲府市を結ぶ「青梅街道」。その脇道にあるのが、通称「キネマ通り」。

ここには、青梅赤塚不二夫会館や昭和レトロ商品博物館など施設もあり、また随所に映画看板もある。レトロな魅力を感じられる場所だ。

履物店にも掲げられている映画看板。『道』(フェデリコ・フェリーニ監督)は、1956年のアカデミー外国語映画賞を受賞した作品。

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左手には公衆電話がある。なかに入ると、昭和に戻れるのではと思われるかもしれないが、現在利用されている緑の電話だ。

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テレフォンカードの用意が必至である。

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散歩していたお腹が空いたころに出くわす『ティファニーで朝食を』の文字。餃子屋とのコラボ看板で、朝食向けなのか、ランチなのか…どちらのニーズにもきっと答えてくれるものであろう。

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随所に残る昭和レトロな雰囲気を逆手に活かして、街おこしが成功している青梅駅周辺。

「最新の情報ばかりを追いかけず、たまには立ち止まって歴史を知ってみることもたまには重要」と教えてくれているような場所だ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・松岡佑季

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