オチが衝撃的!延々と同じ作業を繰り返すロボットたちのショートフィルム
いつまでも終わらない単純作業に従事するロボットたちの姿を描いた、CGによるショートアニメーション『Vicious Cycle(悪循環)』が非常に引き込まれる内容で面白い。
見ているだけで退屈になるような動きをいつまでも同じように繰り返すロボットたち。しかし、やらなければならない仕事の量が徐々にエスカレートしていくと…?
(衝撃的なシーンを含むため閲覧注意)
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■退屈な繰り返し作業
循環する装置の一部につながれ、手を振るといった単純なアクションから、木を切る、荷物を運ぶといった仕事をさせられているロボットたち。
その作業はひたすら同じことの繰り返しで、装置の構造に感心はするものの、しばらく見続けていると次第に退屈に感じてしまう。
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■次第に仕事の量がエスカレート
一通りの装置の紹介が終わると、ロボットたちの様子に異変が。
全ての装置のスピードが上がり、要求される仕事量は増え、先程までののんびりとした流れ作業ムードは一変して修羅場、デスマーチといった様相に変化してしまう。
作業スピードは明らかにキャパシティをオーバーしているように見えるが、装置につながれ、物言わぬロボットたちは助けを求めることもできない。
そしてついに、悲劇が起こってしまう。
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■現実でも起こりうる悲劇
過剰な仕事量を求められた結果は大惨事。手を振る腕は関節から外れ、木ではなく仲間の身体を切断し、重すぎる荷物に潰されてしまうロボットたち。
破壊されたボディからは赤色のオイルがしたたり落ち、この映像が単なる想像上の出来事ではないことを告げている。
過労による事故や自殺が社会問題化している昨今、いつ同じようなことが我が身に起こるとも限らない。
幸運にも我々はロボットではないのだから、こうなる前に自分で考え、行動し、最悪の結末を防ぎたいものである。
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(取材・文/しらべぇ編集部・びやじま)