『東京タラレバ娘』元カレに振り回されずに幸せになるには
日本テレビ系で放送中のドラマ『東京タラレバ娘』。第2話では、元カレのバンドマン鮫島涼(平岡祐太(32))に振り回される香(榮倉奈々)に感情移入し、心乱れる視聴者が荒れた。
別れた元カレに言い寄られて、ドキドキしてしまう心理はどのようなものなのだろうか。いいように弄ばれないための対策はあるのか。
■元カレに振り回される心理とは
園絵: 別れ際の恋人の言動や理由によって、過去の自分を引きずって執着してしまうことで、元恋人を忘れられない心理が生じます。
男性は過去の恋愛を美化する傾向が強いのですが、女性は身を粉にして尽くすほど好きだった相手でもない場合は、捨て去ろうとする傾向があります。
さらに、女性は順序立てて記憶をさかのぼるのが苦手な傾向にあります。つまり感情で記憶をしているのです。元カレと楽しかったり苦労したりした思い出が浮かぶと、当時の感情が蘇って恋心が再熱しやすいんです。
また、女性は自分自身の評価が低ければ、判断をすることに臆病になります。ゆえに元カレがグイグイくれば、そのペースに巻き込まれやすいです。自分の思考を見失ってしまうんです。
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■振り回されないようにする対策は
園絵:振り回されるのは、トキメキの心を利用されるからです。たとえば不貞の法則と呼ばれる心理があります。
親しい男性よりも、めったに会わない男性から褒められると、とてもときめいてしまう心理です。
そんなときは、ときめいても決して手に入らない人だと思い込むことが大事です。諦めるために、必死に心を閉ざすようにしてください。
そうしてガードを緩めないようにすれば、自分のペースを守ることができるでしょう。
第3話では、小雪(大島優子)が丸井(田中圭(32))に恋をする。もちろん、これも一癖も二癖もある、幸せになれない泥沼の恋愛になるにおいがプンプンだ。
香だけでなく、倫子(吉高由里子)もイケメンKEY(坂口健太郎)と流れで肉体関係を結んでおり、もう三者三様のダメ恋だらけ。
はたして、乱れまくる視聴者たちの心は持つのか。大人の恋が始まると思っていた人たちは、そろそろ心が凍死するかも。
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(取材・文/しらべぇ編集部・モトタキ 取材協力:心理カウンセラー園絵)