川に流された仲間を助けるワンコ「方法がまるで映画みたい」と話題に
木の枝を取りにいこうとして水に落ちてしまい、そのまま川の流れに足をとられて下流へと流されてしまった一匹の犬と、それを奇跡的な方法で救助した犬の映像が2週間で50万回以上再生される人気となっている。
はたして仲間想いのワンコは、どのようにして溺れる友達を救出することができたのだろうか?
■流されてしまった仲間を救出
川沿いで飼い主さんと“取ってこい”遊びをしている二頭の犬。
そのうちの一頭、黒いほうの犬が浅瀬に落ちた木の枝を取りに行っている最中、深くなっているところに足を滑らせ水から出られなくなってしまった。
このままではどんぶらこどんぶらこと川を流されてしまいそうだが、その様子を岩の上から眺めていた黄褐色のラブラドールが起こした行動がスゴい。
関連記事:川に身を投げた飼い主を待ち続けた犬 橋から離れようとしない姿に人々が涙
■あのCMのようなレスキュー劇
黒い犬が咥えていた木の枝を端を、岩の上から器用にキャッチするラブラドール。そのままアゴの力で岩の上まで引き上げ、無事お友達は水から出ることができた。
よほど大事だったのか、飼い主さんから投げられた木の枝をしっかりと咥えていなければこう上手くはいかなかっただろう。助け方といいタイミングといい、まるで「ファイトー!」「一発!」のあのCMのようである。
関連記事:犬とヤギを飼っていた兄弟が激突 壮絶バトル勃発で警察が捜査開始
■動画を見た人々の反応
「白い方の犬グッジョブ」
「これ、助けた犬は木の棒が欲しかっただけかもしれないね」
「どっちも楽しそうだな」
「本当に犬が危険ならなぜ動画なんか撮っているの?」
「棒を投げたやつはこうなることがわかっていただろ」
「これは飼い主さんが投げる位置が悪いよね」
「犬は勇敢だけど、飼い主はろくでなしだよ」
「視聴回数のためなら犬をも殺す、か…」
「本当に危険な状況にいるわけではないから、そこまで目くじらを立てなくても良いと思う」
「ちゃんと見ればわかるけど、二頭の犬が水遊びをしているだけだよ」
「本当に木の枝って罪深いよな」
関連記事:野犬が人に慣れる姿の動画が話題 飼い主は「命の重みを大事にしたい」
■コメント欄には非難殺到、でも…
やはりというべきか、動画のコメント欄には飼い犬をわざわざ危険な目にあわせたことに対する非難の言葉が様々な言語で寄せられていた。
ただ、投稿者のRafael Franciulliさん曰く「他の動画を見てからコメントして欲しい」とのことで、彼のチャンネルには同じ場所を撮影した別の動画もアップロードされている。
実際にそちらの動画を見ると、黒い犬が流されていた川のすぐ下は流れの緩やかな水たまりのようになっており、撮影者とは別の男性が泳いでいることから、本当に差し迫った危険はなかったようだ。
それに関してはひとまずホッと胸をなでおろしたいところだが、それなら最初から川の下のほうも映してくれればよかったのに…。
・あわせて読みたい→【感動】愛犬を助けるためカンガルーに顔面パンチを食らわせた男性が話題
(取材・文/しらべぇ編集部・びやじま)