今話題の「草野球ユーチューバー」クーニンの動画がすごい

2017/01/31 10:00


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(画像はYouTubeのスクリーンショット)

ユーチューバーの蛮行」が、ここ最近話題になっている。

なぜ暴力や万引きに走るユーチューバーが現れるかといえば、それは「自分自身にネタがない」から。だがそれを本人は頑として認めたくない。理想と現実の間に生まれる焦りが、彼らを過激な行動へ走らせる。

だが一方で、日本人のライフスタイルに根付いた便利な知識を配信してくれるユーチューバーも存在する。その中でも今注目なのが、『qoonin TV』だ。


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■一歩進んだ草野球

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(画像はYouTubeのスクリーンショット)

配信者のクーニン氏は「日本最強の草野球選手」として知名度を上げている。

この人物はプロ野球選手ではない。だからこそ、一般レベルの視点から野球を解説できるスキルを持っているのだ。草野球でも実践できるトレーニングや練習方法などを紹介し、今や子供たちからも支持を集めている。

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(画像はYouTubeのスクリーンショット)

この動画がすごいのは、大学や高校のフィジカルエリートを出演させている点。大学野球の名選手によるバッティング解説や、甲子園常連校のレギュラーだった人物にインタビューなど、野球好きにはたまらない企画が次々打ち出されているのだ。


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■ダルビッシュとトレーニングも

また最近では、クーニン氏はダルビッシュ有選手から自主トレに誘われたという。

その際に伝授されたトレーニング法も、YouTubeで公開されている。

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(画像はYouTubeのスクリーンショット)

プロがやっていることを、ユーチューバーを通して巷に普及させる。これが動画サイトの「あるべき姿」と言えるのではないか。

考えてみれば、日本は野球愛好家が極めて多い国。ブラジルのサッカー、ニュージーランドのラグビーのように、日常風景のあらゆる場面に野球が登場する。週末に河川敷へ行けば、ボールを打つ心地良い音が響く。

「草野球のレベル向上」という切り口での情報配信は、まだまだ潜在需要があるはずだ。


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■暮らしを豊かにするユーチューバー

冒頭で書いた通り、愚かな行動に走るユーチューバーが問題になっている。そのため、「ユーチューバー」という単語自体にマイナス印象が付加されてしまっている状態だ。

だが議論すべき点は「動画サイトで何を配信すべきか」である。「ユーチューバーの倫理」を問うことは当然だが、ユーチューバーの存在自体を否定することは誰にもできない。

実際に、我々の暮らしを豊かにしてくれるユーチューバーは存在するのだ。

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取材・文/しらべぇ編集部・澤田真一

野球YouTubeユーチューバー取材
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