泣き出した赤ちゃんをめぐった中川家とキンコン西野の対応に賛否両論の声
赤ちゃんをめぐって中川家とキンコン西野の対応の違いが話題に。あなたはどう思いますか?
観客を楽しませるために芸を披露するお笑い芸人という仕事。しかし、アクシデントはつきものだ。例えば、会場で赤ちゃんが泣いた場合。舞台に注目してほしい芸人にとっては、腕を試される場面だろう。
この問題をめぐって、二組の芸人の行動が話題を呼んでいる。
■中川家の神対応に賞賛の声
いま話題になっているのが、ツイッターユーザーの投稿によって明らかになった中川家の神対応だ。31日のステージの最中に赤ちゃんが泣き出したという。父親が気まずそうに会場をあとにしようとすると、弟の礼二が「出ていかなくていい、赤ちゃんは泣くのが仕事」とフォローし、兄の剛は犬やネコの鳴きマネで赤ちゃんをあやしていたというのだ。
この出来事はネット上で瞬く間に拡散され、「感激した」「やさしすぎる」といったコメントが寄せられている。
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■「ロビーに出せ」の一件で炎上していたキンコン西野
一方、キングコング・西野亮廣もかつて赤ちゃんへの対応をめぐり炎上していた。5分も10分も泣き声が続くとほかの観客の妨げになってしまうため、ロビーに出てくださいとツイッターに投稿したことが話題に。
漫才出番わず。
大声で子供が泣いているのに「よしよ~し」と何分間も子供をあやし続ける方がいらっしゃいました。
他のお客様の迷惑になるので、子供が泣き出したらロビーに出してください。
【未就学児入場不可】となっていない公演であろうと関係ありません。
マナーの問題です。— えんとつ町のプペル(25万部突破!) (@nishinoakihiro) 2015年2月8日
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■二組それぞれの対応に賛否両論の声
赤ちゃんと父親をフォローし、その場を盛り上げた中川家の対応はまさしく芸人としてプロであり、聞いていたらほっこりとする話だろう。
一方で、舞台を最大限楽しんでもらうための西野の対応も、またプロだと言える。
この二組の対応について、ネット民からはさまざまな声があがっている。
・赤ちゃんが泣いているからとはいえ、舞台を観に来ている人たちがいるのにその場であやし続けるのはどうかと思う。中川家の対応はプロだとは思うけど…
・中川家の対応がコメディアンとしてのリアルな現場のプロというだけであって、西野の考えも責められるべきではないと思う…
・西野は子供がいないからわかんないんだと思う。子供ってほんとに急に泣き出すし、子供がいる人の気持ちがわかる中川家の行動はやっぱりすごい
・単純に芸の違いでしょ。中川家はその場の笑いが目的だけど、西野はつくったものを見せたいのが目的だし。
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■赤ちゃんの泣き声にイラっとする人は4人に1人
しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,353名に「電車での赤ちゃんの泣き声」について調査したところ、およそ4人に1人が「イラっとする」と回答している。
今回の一件は電車ではないが、劇場に足を運んでまで舞台を観たいと思っている人たちから考えれば、この割合はさらに増えることが予想できるだろう。
そのため、未就学児入場不可というルールが書かれていなくても「それはマナーだ」と指摘する西野の意見にも納得できるかもしれない。
今回の一件は中川家の対応がスゴすぎることに尽きるだろう。
(文/しらべぇ編集部・シマウマ姉さん)
対象:全国20代~60代の男女1,353名