待望の地上波初放送!映画『さらばあぶない刑事』に注目
17日の『金曜ロードShow!!』は、日本テレビが誇る人気刑事ドラマ『あぶない刑事』シリーズの完結編『さらばあぶない刑事』を放送。
この作品が地上波に登場するのは、初めてとなる。
■1986年スタートもいまだに人気
『あぶない刑事』は1986年にスタート。『太陽にほえろ!』や『西部警察』などのようにチームで犯罪を解決するのではなく、タカとユージの2人が独断で捜査を進めるスタイルが支持を集めている。
当時としては斬新なフレーズや女性をめぐる人間関係、コメディタッチで描かれる犯罪、出演者のスタイリッシュな服装などがこれまでなかった世界観で、新しい刑事ドラマの形を作りあげた。
その人気は現在も高く、しらべぇ編集部が全国の20代〜60代の男女1,386名に調査した「好きな刑事ドラマランキング」でも、『太陽にほえろ!』や『西部警察』を抑え4位に食いこんでいる。
ドラマシリーズやそれまでの劇場版作品が、地上波やCSで再放送も頻繁に行われていることも人気の1つだろうが、やはり作品の独自性が大きいものと思われる。
関連記事:内田理央、『はぐれ刑事三世』の女性刑事役に抜擢 「撮影は緊張する」
■次回作を望む声も
1989年にテレビシリーズ『もっとあぶない刑事』が終了したあと、TVスペシャルが1本あったものの、基本的に映画として公開されてきた。今回放送される『さらばあぶない刑事』はシリーズ完結編で、次作はないと考えられている。
ただ、前作『まだまだあぶない刑事』の時点で終了するはずだったものが、突如昨年復活していることから、数年後続編が公開されるのではとの声も。
しかし、舘ひろしと柴田恭兵は60代。かつてのようなアクションが厳しくなってきただけに、やはり無理なのではないかという指摘も根強い。
最後になるのか次回があるのかは不明だが、現在のところ完結編となっているだけに、映画を観た人も見逃してしまった人も、17日金曜夜9時の放送に注目だ。
・合わせて読みたい→「顔を見ただけで怪しい!」2時間ドラマの犯人役といえばこの人たち
(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年8月26日~2016年8月29日
対象:全国20代~60代の男女1368名(有効回答数)