孤食を食い止めろ!あわじ国バーチャン・リアリティが海外で話題に
2016年にweb上で国民投票を行い、賛成多数により“独立国家”となったあわじ国こと南あわじ市。
食料自給率170%を超えるあわじ国が「孤食」を食い止めるために開発した「バーチャン・リアリティ」のPR動画が海外掲示板で話題になっているようだ。
(あわじ国はあくまでも企画上の架空国家です)
■寂しい一人の食事、孤食
今、世間で問題になっているという『孤食』。動画内の説明によれば、一人で摂る食事は複数で摂る食事よりも美味しさを感じにくくなるそうだ。
そんな悲しい食事問題を解決するためにあわじ国が打ち出した企画名が「バーチャン・リアリティ」だ。バーチャルでなくバーチャン、まるで料理上手な婆ちゃんがリアルに目の前にいるかのようなVRコンテンツだという。
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■バーチャン・リアリティの使い方
コンテンツの楽しみ方はこうだ。
①公式サイトからレシピを探す
②自分でレシピ通りの料理を作る
③スマホでVR動画を再生し、専用のゴーグルにセット。
④婆ちゃんとの食事を楽しむ
というもの。用意されている動画には朝ごはん編や夜ごはん編があり、婆ちゃんだけではなく大家族と一緒の食卓を囲んで食事を摂ることができるようだ。
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■海外の人々の反応
「モノだけでなく、全てが寂しさに満ちている」
「ヒキコモリに対して有用なツールになるかもしれないな」
「これは僕が最初に思っていたものよりもずっと有用かもしれない」
「寂しさと未来に対する恐ろしさを感じる。アンチソーシャルメディアの時代へようこそ」
「完璧に動作するアンドロイドが完成するまで待てばいい。
「2Dのwaifuが3Dになるってこと?」(waifuとは海外のネット用語で二次元キャラクターの嫁のこと)
「他人からの反応なんて必要だろうか?」
「ポジティブな反応なら良いけど、ネガティブな反応は必要ないな。だからポジティブな部分だけをシミュレートしてくれればいいかな」
「まったくこれだから日本人は」
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■この企画、どこまで本気?
動画中では「NOT JOKING!(冗談ではありません)」とされているものの、実際のところはジョーク感溢れるPR企画だけに本気で捉えている人は多くなさそうだ。
とはいえ、普段からジョークのようなことを大真面目にする日本人の姿を見てきているだけに、海外勢からは内容を訝しむコメントも多かった。
家族で囲む賑やかな食事もいいが、好きなものを好きなタイミングで摂る一人の食事だってそう悪いものではない。
独立国家のポジションを勝ち取ったあわじ国は、はたして「孤食」を食い止めることはできるのだろうか?
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(取材・文/しらべぇ編集部・びやじま)