「細かすぎる解説」が炸裂?朝ドラ『ひよっこ』の語りに増田明美が抜擢
元マラソンランナーの増田明美氏が、4月3日からスタートするNHK朝の連続ドラマ小説『ひよっこ』で語り手を務めることがわかった。
同作は昭和39年の日本が舞台で、当時の時代背景などをマラソン解説のように詳しく語っていくという。
■異例の抜擢
NHK朝の連続ドラマ小説の語り手は同局のアナウンサーが担当するのが通例で、増田氏の抜擢は異例中の異例。
起用の理由はマツコ・有吉の『怒り新党』でも取り上げられた「細かすぎる」解説。選手の好きな食べ物や家族構成、さらには恋愛事情などを徹底的に調べあげ、ソフトな口調で語る様子が評価された模様だ。
その取材力はとにかく凄まじく、あまり有名でない選手の大学での専攻や家族構成と兄弟の身長、「ねぎまのキーホルダーをしていて、それはネバーギブアップの意味である」など「小ネタ」を入れてくる。
今回『ひよっこ』のなかでもこの増田式解説が披露されるようで、アドリブで小ネタが入る可能性もあるのだそう。細かすぎる解説にはファンが多いだけに、ネット民からは期待や驚きの声が。
増田明美さんの声は落ち着いてて聞きやすいし、解説であの細かすぎる情報を丁寧に教えてくれるときも優しい感じが伝わってくるからいいかもしれない。
— nijusan_no_suke (@nijusan_no_suke) February 15, 2017
増田明美さんがひよっこの語りというのはかなり面白い。意表つきすぎ。
— ショヤ・チャン (@runningsyoyakyo) February 15, 2017
増田明美さんが次期朝ドラのナレーションってどういうことw登場人物のプライバシーを余すことなく暴露するつもりなのww
— えみぞー (@wemikoshi) February 15, 2017
スポーツ選手が現役を引退し、解説者となるのはよくあることだが、その語り口が認められドラマのナレーションを担当するようになるのは極めて珍しい。
ソフトな語り口と滑舌の良さをみせる増田解説は好評で、朗読活動も行っている。また中野区の教育委員も務めるなど、マルチな才能をみせる。スポーツ選手のセカンドキャリアとしては、大成功例といえるだろう。
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■主演は有村架純
増田氏がナレーションを務める『ひよっこ』の主演は、『あまちゃん』にも出演していた有村架純。
昨今朝ドラは視聴率が軒並み20%を超えているが、人気女優となった有村を主演とすることで『あまちゃん』超えを期待する声も。
ちなみにしらべぇ編集部が全国の20代~60代の朝ドラファン231名に、朝ドラの見る・見ないの判断材料について調査したところ「ヒロインのかわいさで決める」と答えた人は男性3割、女性2割。
有村の人気は高いものがあるが、やはり物語の出来が視聴率を左右する。増田のナレーションと併せて、有村の演技やストーリーが注目される。
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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年4月22日~2016年4月25日
対象:全国20代~60代の朝ドラファン231名(有効回答数)