周囲に趣味を隠す理由 社会人はうわさ好きの社員を恐れて…
せっかくのめり込むくらいの趣味があるのに、周囲の目を気にして隠している人たちがいる。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,400名に「趣味について」の調査を実施。「周囲に隠している趣味がある」と答えたのは、全体の26.4%であった。
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■近年はオタクにも理解が広まる
性年代別で見ると、30代男性が一番多い結果となっている。
また女性では、年代が上がるにつれて割合が少なくなっているのが印象的だ。
「昔はアニメが好きなんて周囲に言いにくい状況があったけど、今はそれなりに理解が広がってきていると感じます。会社にも何人か二次元好きがいるので、一緒に盛り上がるのが楽しくて」(30代・女性)
アニメやアイドルなどのいわゆるオタク趣味は、マイノリティとされた時期もあったが、むしろ現在では文化となり、隠す必要もないと思う人も多いようだ。
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■会社員が恐れるのはうわさ好きの社員
職業別で一番多いのは会社員で、3割を超えている。
会社員が最も恐れているのは、変なうわさが広まること。
「趣味が広まるだけなら別にいいのですが、いらない尾ひれをつけて広める人が会社にいるんです。面倒にならないように、黙っているのが賢明だと判断しました」(40代・男性)
「10代のアイドルが好きって言うと、ロリコンと思われて引かれるので。ただ応援するだけで、もちろん恋愛対象として見てはいないのですが、そんな気持ちを理解してくれる人は少ない」(30代・男性)
趣味に対して寛容な社会になってきたとはいえ、自分と違う考えを受け入れられない人はいつの世にもいる。そんな一部の人のために、隠す選択をする人も多いようだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年1月20日~2017年1月22日
対象:全国20代~60代の男女1,400名 (有効回答数)