清水富美加に対する東国原英夫の発言 「自殺してからじゃ遅い」と炎上
「仕方がない」では片付けられない部分も大きいこともまた事実である。
「幸福の科学」への出家を発表し、17日に突然、告白本を出版した千眼美子こと、女優・清水富美加(22)。
連日、ワイドショーはこぞって彼女の話題を取り上げており、17日放送の『バイキング』(フジテレビ系)でも、清水の一連の騒動について議論された。
所属事務所との契約期間が3ヵ月残っており、主演・ヒロイン役を務める映画の公開も控えていた清水。
「出家」宣言にあたり、彼女の芸能活動に対する責任問題が話題となるが、ゲスト出演していた、元宮崎県知事・東国原英夫の発言が話題となっている。
■東国原「死にたい発言の本気度がわからない」に批難殺到
女優としての仕事を放りだして、出家するかたちとなってしまった清水。そこで問題となるのが、彼女の心身の健康状態だ。幸福の科学の記者会見や、自身のツイッターでは、心身共にに極限状態であったと主張している。
このことについて、番組出演者の中から「自殺にいたらなくてよかった」というコメントが。
しかし、それにかぶせるように、東国原が「死にたいって発言がどこまでの本気度かわからなかったし…」と発言し、一貫して清水の行動が無責任だと批判。この発言に、ネットでは批難が殺到している。
#バイキング
今の「自殺に至らなくてよかった」って話から東国原の「死にたいって発言がどこまでの本気度がわからなかったし」って酷い発言だと思う。自殺してからじゃ遅いのに、冗談っぽく振る舞ってたから本気で悩んでないだろうとか人の痛みがわからない人。— スピカ☆もうすぐ高知と青森行くのY(o0ω0o)Y (@supica521) February 17, 2017
https://twitter.com/___xxxxrr/status/832428005871869952
先日も、清水に対する坂上忍の発言が問題視されたが、やはり女優としての責任問題よりも、明るいトーンではあったものの、「死にたい」と言った清水の精神状態を心配している人は少なくない。
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■世代間ギャップが大きい精神疾患への理解
清水富美加の精神状態が「うつ病」であったかどうかは分かっていない。しかし、いわゆる「精神疾患」に対する理解は、世代間によって大きなギャップがあることが分かった。
しらべぇ編集部が全国の20~60代男女1358名に「うつ病は甘えだと思う」かどうか調査したところ、40~60代男性の年代で「うつ病は甘え」と思っている人が多いという結果に。
芸能界に限らず、上司世代で精神疾患に対する理解が進んでいない。そんな現状から「自殺しないとわかってもらえない。」なんて悲しい言葉が出てきてしまうほど。
一方で、清水の責任問題については、出演予定であった映画『泥棒役者』が配役を変えて撮り直しになる事態も起こっており、「仕方がない」では片付けられない部分も大きいこともまた事実である。
(文/しらべぇ編集部・もやこ)
対象:全国20代~60代の男女1,358名 (有効回答数)