「当たり前じゃねえからな」極楽とんぼ『吠え魂』10年越しの最終回

2017/02/21 08:00


TBSラジオは19日深夜『極楽とんぼの吠え魂(ほえだま)~一夜限りの復活~』を放送。10年7ヶ月ぶりに、お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次(47)と山本圭壱(48)がそろって生出演した。

(提供:TBSラジオ)
(左から 極楽とんぼ・山本圭壱、加藤浩次 提供:TBSラジオ)

2000年10月から金曜深夜に放送され、熱狂的な支持を受けたラジオ番組『極楽とんぼの吠え魂』は、山本の所属事務所解雇を受け、2006年7月に放送終了。

昨年山本が事務所に復帰し、極楽とんぼとして再始動したため、ふたりで当時できなかった最終回を改めて放送、同番組は一夜限りで復活した。



■当時のスタッフ集結に感極まる加藤と温度差?

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(提供:TBSラジオ)

放送の冒頭で、昔と違うラジオ局入場に手間取った話をする山本に対し、加藤は当時のスタッフや事務所の上層部が日曜の夜中に集合していることについて感謝の気持ちが伝わらず、自分の事ばかり話していると指摘。

「この状況、当たり前じゃねえからな」と、昨年フジテレビ系「めちゃ×2イケてるッ!」でコンビを復帰したときに発したフレーズで責め立てるも、久しぶりの放送に「合いの手がわからなくなってる」と恐縮しっぱなしの山本。

当時の最終回に届いたメールは2万通。今回の放送が決まり、メールに全部目を通した山本はリスナーに対し「少しずつお返ししていけたら」と感慨深く答えた。


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■当時と変わらないやりとりが懐かしい

山本に勢いが増したのは、中盤のフリートークから。

加藤が正月にイースター島へ旅行した話から「渋谷のモヤイ像がなくなった」と発し、しばらく東京から離れていた山本は驚いたが、リスナーから間違いの指摘が入る。山本は「オレに謝れ!」と謝罪を要求。

対する加藤は「一度は納得しただろう」と反論すると、山本は「情報番組もやっているし知識があると思っていた。俺は宮崎の『ちっぽけなラジオ』しかやっていないから」と説明。

加藤は「『ちっぽけなラジオ』はダメ」と山本の発言を非難し反撃。リスナーに呼びかけ、山本に映画パンフレットの自腹購入プレゼントをお願いするようメールさせるなど、10年前と変わらないおなじみの展開に。

終盤には当時からゲストで出演していたココリコ・遠藤章造(45)が乱入。山本の今後の生活や、やってみたい仕事に対し、加藤と2人で本気のダメ出しをする場面も。


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■「次の極楽とんぼ」がんばっていきたい

エンディングで山本は「今日、加藤とふたりで『吠え魂』をやらせていただいたことは、TBSラジオ、リスナーの方々のおかげ。またいつか会える日を楽しみにしております。本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えた。

加藤は「次の極楽とんぼ、10年あいだが空きましたけど、どういう形でみなさんに笑っていただけるかわかりませんし、どこまでできるかわかりません。ここからがんばっていきたいと思います」と決意して締めくくった。


今回の放送について、ロンドンブーツ1号2号・田村淳(43)や武井壮(43)、原口あきまさ(41)がツイッターでコメントを寄せている。

また、今回の音声は放送から1週間、ネット上のラジオ配信サービスradikoで聴くことができる。

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(取材・文/しらべぇ編集部・京岡栄作

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