電線に付いたゴミを焼却する中国の火炎放射ドローンが怖い
中国で撮影された、高所に架けられた電線に付着したゴミを取り除くため、火炎放射器を搭載したドローンでゴミを焼き払うダイナミックな映像。
人々の生活を便利にしてくれる可能性がある反面、兵器としての利用なども懸念されているドローンだが、中国での使われ方はやはり一味違ったようだ。
■火炎放射ドローンで焼却
映像には、切れてボロボロになったビニール袋のようなものが電線に引っかかっている様子が映っている。
このままでは危険なので、普通であれば電力会社の専門スタッフが取り除くところなのだが、何故かここで登場したのは火炎放射器を搭載したドローン。
燃えるゴミであれば焼き払ってしまった方が時間やコストが抑えられるということなのだろうか。そのままドローンから勢い良く炎が放出され、ゴミを跡形もなく消し去ることには成功したようだが…。
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■国営の電力会社によるもの
中国メディアによると、ゴミの焼却を行ったのは湖北省の国営電力会社。確かに一般人が火炎放射ドローンを所持しているとは考えづらいが、まさか国営会社の発案だったとは…。
ちなみに電線はゴムなどの絶縁体で覆われていないタイプなので直接炎を当てても問題ないそうだが、吹き上がる炎を見ていると本当に何も影響がないのか不安になってくる。
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■ある意味平和利用?
裸の電線に付いたゴミを除去するのは危険な作業だ。一歩間違えたら命の危険もあるだけに、作業を無人化できたらそれにこしたことはないだろう。
兵器としてのドローンが社会の役に立っている貴重なケースとはいえ、火炎放射で焼き払う前にもう少しドローンで別の頑張りを見せることはできなかったのだろうか。
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(取材・文/しらべぇ編集部・びやじま)