プレミアムフライデー限定 吉野家『半丼』が衝撃の見た目だった
24日から、経済産業省や経団連の旗振りで始まった『プレミアムフライデー』。月末最終金曜日の勤務を「15時まで」として、その後の時間を自由にすることで、個人消費の喚起を狙ったものだ。昨今注目を浴びる「働き方改革」の意味もある。
経産省の発表によれば、今回この制度を導入した企業は130社ほどとひと握りではあるものの、話題に乗ったさまざまなキャンペーンも各社から行われている。吉野家の『半丼』もそのひとつだ。
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■「半ドン」が懐かしいのは中高年?
吉野家は、牛丼と豚丼を半分ずつ盛り合わせた『半丼』なる限定メニューを発表。24日の11時から22時まで注文することができる。
肉の量は「アタマの大盛り(480円)」と同量で450円だが、半分は豚なのでお得感はトントンと言ったところか。
ちなみに、週休2日制が一般的になる前は土曜午前まで勤務の会社が多く、主に土曜の「半日休み」が「半ドン」と呼ばれていたことにちなんだネーミングだ。ただし、若い世代はほぼ知らない言葉だろう。
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■丼じゃないのが出てきた
しらべぇ取材班もさっそく注文してみたところ、ポスターのビジュアルとは違う「牛皿」みたいのが登場。
なるほど、それぞれお好みでかけたり、盛り合わせたりして楽しむようだ。豚のほうが、ややボリュームが多い。
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■完成! 左が豚で右が牛
手元で盛り合わせて、完成。左にある、肉の色がやや薄いのが豚丼、右サイドが牛丼だ。今まであったようで、意外と初めてのビジュアルである。
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■新たな出会いのきっかけに
記者は、「吉野家=牛丼」と決めていて、それ以外のメニューを頼んだことがなかったため、「吉野家の豚丼」はこの取材が初めて。
豚丼と牛丼は肉の厚みも異なり(豚のほうがやや薄い)、歯ごたえやもちろんうま味も違う。このメニューを頼まなかったら出会うことがなかった豚丼のうまさを知ることができたのは発見。
ただ、肉の量は「大盛りと同量」でかなりボリュームがあるので、男性が嬉しいメニューと言っていいかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)