「籠池理事長会見」をカウンセラーが生放送で精神分析　「人格否定」との声も

連日、世間で話題となっている、「森友学園問題。」

14日放送の『バイキング』（フジテレビ系）では、今月10日に行われた籠池恭典理事長の記者会見について議論された。

さまざまな疑惑に関する説明に注目が集まったが、同時に間髪入れずに喋り続ける様子や、突然立ち上がったりと籠池理事長の言動も話題に。

番組ではゲストに心理カウンセラーを迎え、籠池会長の精神状態等について解説してもらうという場面があり、「喋り続けることで保身している」「先のことを考えられていない」といった分析結果を赤裸々に解説。

専門家による分析ではあったが否定的な内容であったため、ネットでは様々な意見が見られる。

■「公開」での精神分析に疑問の声

時の人となっている籠池理事長だが、あくまで一般人であることや、本人が知らないところで勝手に精神分析をした結果をテレビの生放送で流すという行為に、疑問の声があがっている。

会ってもない人に心理カウンセラーが精神鑑定とか放送倫理大丈夫か？ #バイキング

— しゅう (@shu_ska) 2017年3月14日

バイキング、心理カウンセラーまでよんで、人格否定。報道リンチ。そのもの。酷すぎる!!

— @g7y5q (@g7y5q) March 14, 2017

今日の #バイキング は非常に不愉快だった。 #森友学園 理事長の会見を分析と称して、都合の良い一部分を切り取っただけでなく心理カウンセラーを交えての理事長ファミリーの人格攻撃。会見の全てを見た人とそうでない人では受け取り方が正反対だろうよ。

— 24653 (@2465324604) March 14, 2017

番組出演者からは「事の真相がはっきりしない以上、（会見を）面白がるしかない。」といった意見も。

しかしながら、否定的な鑑定結果が、専門家の口から告げられるという放送内容に、疑問を抱いたという人は少なくなかったようだ。

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■「物事の本質を見えにくしている」報道の在り方についての意見も

14日の放送内容について、籠池理事長をはじめ、そのご家族についても「面白おかしく」取り上げていたことについて、ネットでは「事の本質が見えにくくなる」といった、報道の在り方についての意見も目立つ。

専門家の登場や、未だ事の真相も明らかになっていない中でのこういった取り上げられ方に、疑問を持った視聴者も。

色々と話題となった今回の記者会見。一連の疑惑に対する真相が解明されるまでには、まだ時間がかかりそうだ。

（文／しらべぇ編集部・もやこ）