成功者はさらなる人生の逆転を期待!一方で無職や低収入は…
現状に満足していない場合、自分にとっていい方向に進まないかと期待するのは自然なこと。人々はそれを「逆転」と呼ぶ。
そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代の現状が良くないと思っている男女807名に「人生について」の調査を行なった。
その結果、全体では43.1%もの人が「人生の逆転を期待している」と回答。「このままでは終われない」と思っている人が、多くいることが判明した。
■無職・家事手伝いは逆転をあきらめ…
同じ質問を職業別で見ると、興味深い結果が見られる。
会社員では逆転を期待している人が半数以上もいるのに、無職・家事手伝いは3割程度。無職・家事手伝いのほうが一発逆転を狙っていそうだが、あきらめてしまっている人も多いようだ。
逆転を期待していない中には、次のような考えの人もいる。
「逆転だと、自力でなにもせずに成功を待っているイメージがある。自分が動かないと、なにも起きないと思う」(40代・男性)
ただ逆転を狙っている人も、自力の大切さはわかっている。
「逆転といっても、『宝くじで大当たり』などを狙っているわけではない。自分の目標に対して今は結果が見えないけど、いつかいい方向に進めばと思っている」(30代・男性)
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■高収入の成功者が逆転を狙う理由
収入別では、高収入の人たちほど逆転を期待しているのだ。
低収入の人たちは、あきらめてしまっている人も多いのだろうか。意外なことに、すでに成功をしている人たちのほうが、さらなる逆転を考えているのである。
「現状が良くないなら、改善したいと思うのは当然のこと。それを行動に移すかどうかで、人生がかなり違うと思う」(40代・男性)
現状に不満を吐くだけで終わらず、どうすれば好転するかを考えて行動することが、逆転への近道なのかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年2月24日~2017年2月27日
対象:全国20代~60代の現状が良くないと思っている男女807名 (有効回答数)