調査で発覚！独身でも平気な関東人と結婚したがる関西人

2008年ごろから使われはじめ、今ではすっかり定着した言葉「婚活」。

親の「早く孫を見たい」や、SNSで見かける友人の結婚式の写真から、「早く結婚しなくては」とプレッシャーを感じてしまう人も少なくないだろう。

しかし、人によって幸せの形はそれぞれであり、必ずしも結婚が幸せのゴールではない。では逆に、「一生結婚しなくてもいい」と思っている人は、どのくらいいるのだろうか。

しらべぇ編集部は全国の未婚男女617名を対象に、「一生独身でも平気だと思う？」と質問を投げかけてみた。

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■20代女性がもっとも「平気ではない」と回答

性年代別データを見てみると、20代女性で「一生独身でも平気」と答えたのはわずか3割にとどまった一方、50代の男女ではともに6割前後に。

独身期間が50代の人たちぐらい長くなってくると、独身のよさがわかってくるのだろうか。

しかし、60代になると男女どちらもガクンと数値が下がる結果に。いざ定年・老後を迎えると、ひとりでいることに寂しさを覚えてしまうようだ。

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■独立心が強い人ほど独身も平気な傾向に

特徴別データを見てみると、「自営業」「無党派」「一人っ子」の人など、そうでない人より独立心が強い人ほど、「独身は平気」と考えていることが判明。

とくに「自営業」と「会社員」、「無党派」と「支持政党あり」のポイント差は顕著だ。

自営業と会社員を例にとれば、所属先を持たない自営業の未婚者は、結婚相手という「心の所属先」を必ずしも必要としない傾向にあるのだろう。

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■独身でも平気な関東と結婚したがる関西

最後に都道府県別データを見てみると、東京圏に属する1都3県は、いずれも5割前後の高い割合で「一生独身でも平気」だと思っていることが判明。

一方、京都、兵庫、大阪の関西地方2府1県は4割を下回った。土地柄や、結婚に関する価値観や慣習の違いだろうか、関東と関西での結婚観に対する大きな差が浮き彫りとなった。

しらべぇの既報でも、27.5％の人が「世間は独身者に冷たすぎる」と回答していることがわかっているが、必ずしも結婚することだけが人生のゴールではない。

自分が既婚者でも未婚者でも、自身の結婚観を相手に押し付けたりすることなく、一人ひとりの価値観を尊重する態度が求められるだろう。

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（文／しらべぇ編集部・阮）

【調査概要】
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2017年5月20日～2017年5月23日
対象：全国20代～60代の男女617名（有効回答数）