京都で人気「ホルモン千葉」渋谷店の満足度も高すぎる
2004年に京都で創業された「ホルモン千葉」。
質の高いホルモンが食べられる店として行列が途絶えない同店舗は、数席のカウンターのみの営業形態をとっており、食べごろを逃さないよう従業員が常に焼き加減を見てくれる。
客は、ベストタイミングでアツアツなホルモンを口に運ぶことができる仕組みだ。
そんな店が、昨年渋谷にも出店し、ホルモン好き男子みならず女子にも人気だという噂を聞きつけ、さっそく取材へ。
JR渋谷駅から徒歩8分ほど。センター街周辺の小道を入ってまもなく、大きな看板が。
店内は、20〜30代の女性客が8割ほど。
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■コク塩がプリプリのホルモンに…
だいたいの客が注文するという、塩とタレいずれの味も楽しめる「千葉のコース」(2500円)をオーダー。
赤(中落)、マルチョウ(小腸)、アブタン(豚舌)、タンコリ(喉)、ツナギ(首の肉)。
塩ベースで味付けられた5種の肉が、鮮やかに並べられていく。
ホルモン特有のプリプリとしたした食感だけでなく、豚ナンコツのコリコリとした歯ごたえや、タンの弾力も楽しめる。
鉄板の角は果汁口がついており、ホルモンを焼いた際に溢れる肉汁が下の小皿に蓄積される。
この小皿には味噌や砂糖をベースにしているという特製のタレが注がれており、ここに肉の旨みが流れこむ。
また、このソースは、あとでシメのうどんに豪快にかけられる。
■照りの良い「黒タレ」も…
タレベースのホルモンでは、アブシン(心臓)、ホホニク(コメカミ)、ホソ(小腸)、アカセン(第4胃)が登場。
こちらも手際よく並べられ、ものの数分で焼きあがる。もやしやネギがタレの色に染まり、香ばしい香りを放つ。
「特性黒ダレ」がよく絡んだホルモンは、ご覧の通りフォトジェニック。
ホホニクは脂肪が少なく柔らかくヘルシー。脂付きのハツ・アブシンは独特の旨みが口に広がり、甘めのタレと相性バツグンだ。
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■フォトジェニックすぎるシメのうどん
ホルモンの旨みと香りが染み付いた鉄板に、最後はうどん(蕎麦も可)を投入。
ためていたホルモンエキスのたっぷり入ったタレを絡め、生卵とネギをのせ完成。肉の旨みを吸収したうどんは、噛めば噛むほどジューシー。
最後に、ミニフルーツジュースが出されてコースは終了。
記者は女性2名で今回のコースを堪能したが、味とボリューム、いずれも大満足だった。ホルモン好きは、ぜひ行ってみては?
【ホルモン千葉 東京渋谷店】
住所:東京都渋谷区宇田川町37番12号 眞砂ビルB1F No2号室
営業時間:17:00〜24:00
定休日:日曜日
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(取材・文/しらべぇ編集部・大木亜希子)