病気になっても薬に頼らない!低収入では薬代も家計を圧迫
年とともに増える薬への抵抗感…。
薬は症状を抑えてくれたり根本的な治療をしてくれたり、人間の健康にとってありがたい存在である。しかし同時に、副作用のことも頭に入れておかなければないけない。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,332名に「薬について」の調査を行なった。「病気になっても、なるべく薬には頼りたくない」ないと答えたのは、全体で48.6%。
■薬を出しすぎと思える病院への対策
年代別では、年代が上がるほど薬に頼りたくない人が多い。
若い世代では、それほど病院に行く機会がない人が多いのも一因のようだ。
「病院で出されて薬をちゃんと飲んで、早く直したい」(20代・男性)
しかし年齢を重ね、病院へ行く回数も重ねることにより、薬への抵抗感を抱く人が出てくる。
「毎日飲んでいる薬もあるし、これ以上は増やしたくない」(50代・女性)
「病院によっては、『薬を出しすぎじゃない?』って思うときがある。副作用も怖いから、そんなに病院には行かないようにしている」(40代・女性)
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■低収入が薬に頼りたくない理由
年収別では、年収が低いほど薬の頼りたくないと答えている。
低収入の場合、医療費を気にしている人が多い。
「薬だけでなく、病院にもあまり行きたくない。やっぱり予定外の出費はきついから」(20代・女性)
「病院の窓口での支払いが安くて油断していたら、薬局での支払いが高くて冷や汗をかくことがよくある。ジェネリックもまだない薬とか、結構な痛手」(30代・女性)
薬を頼りたくない理由も、副作用を気にする人とお金を払いたくない人に分かれるようだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年3月24日~2017年3月26日
対象:全国20代~60代の男女1,332名 (有効回答数)