若者の新聞離れと主婦層の忙しさ顕著に!毎朝の習慣を聞いてみた
新生活を迎える春。朝、家を出る時間が早くなった人もいるだろう。昔から「早起きは三文の得」など、朝の時間の過ごしかたに関する言葉は多い。
しかし一方では、生活スタイルの多様化にともなって、つい夜型の生活になりがち。朝はギリギリまで寝ていたい人も多いのではないだろうか。
しらべぇ編集部では、全国20~60代の男女1,344名を対象に、調査を実施。飲食に関する習慣を除いた26種類の項目から、「自宅や通勤時などにやっている朝の習慣・行動」を複数回答で選んでもらった。
■朝の習慣 1位は「テレビでニュース」
朝の習慣でもっとも回答が多かったのは「テレビでニュース」(51.9%)。社会で起こっている事件や事故、政治経済、今日の空模様などをテレビで確認する人は半数を超える。
「この番組が終わったら家を出る目安」として、時計代わりにチェックする人もいるだろう。
2位は「パソコンでWebサイトを見る」(32.1%)。3位は「新聞を読む」(26.3%)。新聞派がパソコン派より多かった年代は60代のみ。
逆に20代で新聞を読むと回答したのは9.3%とかなり少ない。紙からWeb媒体へのシフトはかなり進んでおり、若者の新聞紙離れは顕著なようだ。
4位は「Eメールチェック」(23.2%)と、急ぎの連絡を確認しておきたい人も多いもよう。
5位は「洗濯」(19.3%)。女性では2位(34.0%)。ほかにも、女性で目立ったのは全体10位の「掃除」(女性5位・22.9%)と全体14位の「お弁当を作る」(女性11位・15.4%)。
主婦層の朝の忙しさがデータから読み取れる。
テレビ、Web、新聞、メール、スマホと、我々現代人は、忙しいなかでも朝に情報をしっかり取り入れ、社会で戦う糧にしていることが判明した。
新年度、心機一転するにはいい機会である。朝の過ごし方を見直してみるのも良さそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・小河 貴洋)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年3月24日~2017年3月26日
対象:全国20代~60代の男女1,344名(有効回答数)