「現在地を写メで報告させる」24時間体制で恋人を束縛する人たち
愛し合う者同士、会えない時間もお互いがどのような時間を過ごしているのか、気になってしまうのが人間の性というもの。
そんな中、世の中には「いつ、どんな状況でも相手と連絡がつく状況がベスト」だと考える人がいるらしい。
■20代女性「浮気心配」?
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,332名を対象に「恋人同士は、24時間体制で連絡が取り合える状態が理想だと思うか?」調査を実施。
その結果、全体で17.0%の人が「そう思う」と回答する結果に。 性年代別にみると
20代では男性に比べ女性のほうが約11ポイント「24時間連絡とりたい派」が多い結果に。
40代になると形勢逆転。男性のほうが約7ポイント上昇し、以降の年代は、いずれも男性のほうが「24時間連絡派」の割合が高かった。
恋愛市場ど真ん中である20代女性は、付き合いはじめなど「彼氏の浮気が心配」だったり、SNSの発達で「LINEの既読がついているのに返信がない」など、手軽な一方でやきもきしてしまう伝達手段が多いのかも。
40代以降になると既婚者の割合も増加し「夫が夜遅くになにをしていても興味がない」という考えや「もはや家族だから信頼がある」という冷静な女性もいるのだろうか。
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■一緒に居る相手を写メで送信するケースも…
編集部では「24時間、常に連絡をとっていないと不安だ」という人たちに話を聞いた。
「彼女とは親子ほど歳が離れているので、ひとりで外出させること自体、不安。
抜き打ちで『今どこにいるの?』と毎日数回は報告するように促し、さらに嘘をつかれないよう『居る場所と、一緒にいる相手がハッキリわかる写メ』を送るようにお願いしています」(39歳・俳優・男性)
「24時間連絡できる状態がベストかつ、遠距離で同棲できていないので、夜の時間帯は必ずテレビ電話で相手の部屋と繋げてます。
『他の異性をお持ち帰りしてないかチェック』の意味も含んでますけど、画面越しに繋がることで一緒に過ごしている気分が味わえるので」(29歳・女性・会社員)
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■極端に連絡を取り合うことを嫌う場合も
一方で、こんな例も…。
「仕事が多忙でマメに連絡をすることが不可能なので、クリスマスや正月、お互いの誕生日など、イベントごとがある時しか連絡をとらないし、会わないというパートナーがいます。
平均すると、連絡をとるのは2ヶ月に1回くらい。相手も自分の人生が充実しているみたいで、それで十分みたいです。
もちろんお互いに浮気しないですし、束縛や干渉も一切しません。周りからはドン引きされますけど」(32歳・男性・歌手)
パートナーと連絡を取り合う頻度の「心地よさ」は、人それぞれ。 その部分で価値観が見合う人と過ごすことが、幸せなのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・瀬戸内レモン)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年2月24日~2017年2月27日
対象:全国20代~60代の男女1,332名(有効回答数)