会社行った方がリア充な人も!誕生日に仕事を休みたい人は
国民の祝日があるように、一般人も誕生日には「個人の祝日」が認められればいいのに
4月29日は「昭和の日」。しかし、昭和を長く生きてきた年代の中には、つい「天皇誕生日」と思ってしまう人も少なくない。
元は昭和天皇の誕生日であり、その後は「みどりの日」を経て2007年に現在の「昭和の日」となった国民の祝日だが、今年は土曜日ということで「休みを1日損した!」という気分になっている人も多いだろう。
昨今は「アニバーサリー休暇」のひとつとして「誕生日休暇」を認める企業もあり、1年に一度きりのパーソナルなお祝いの日を「自由に使いたい」と思う人はどれくらいいるのだろうか。
しらべぇ編集部では、全国の20~60代の男女1,332名を対象に「誕生日は仕事を休みたいと思う」人の割合を調査した。
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■男性はこだわらない?
全体では30.9%が「誕生日は休みたい!」と回答。
男女別で見ると男性は27.0%、女性は34.8%と男性よりも女性の方が7.8ポイント高い。記念日を大事にする傾向がある女性の方が、誕生日に思い入れが強いのかもしれない。
しかし、年齢を重ねていくと「誕生日なんて嬉しくない」という女性も。そこで、性別・年代別で比較してみると
20代より30代女性が約6ポイント高く、49.3%と全体で最も高い数値となった。「嬉しくない」かもしれないが、お休みはほしいのかも。
一方男性は、20代が37.6%でやや高いものの、他の年代は3割以下。60代男性に至っては14.2%と、かなり低い割合となっている。
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■会社に行った方が祝ってもらえる人も
誕生日に「休みたい」人、「休まなくていい」人の両方に話を聞いた。
<休みたい>
「クリスマスなどのイベントと違って、誕生日はパーソナルな日なので、みんなとは違うすごし方をしたいです。すごく特別なことじゃなくても、“自分にごほうび”みたいな。
誕生日だと特典がある施設もあるし、普段は週末の混んだお店でするお買い物も、平日の昼間だったらゆっくりできる。それくらいでもいいから、仕事をお休みして自分のためにすごしたいな」(20代・女性)
<休まなくていい>
「子供の頃は楽しみでしたが、大人になると自分で自分の誕生日をうっかり忘れたりしません? それに休んだからといって、1日だと旅行とかに行けるわけじゃないし、ダラダラすごして終わっちゃいそうな気もします。
それに、うちの会社にはイベント好きな女性社員が多くて、こっちが忘れているのに、ちょっとしたおやつなんかでプチサプライズをしてくれることがあって、むしろ会社に行った方がリア充なことがあるような…(笑)」(30代・男性)
みんな何気なく「おめでとう」と言うけれど、お誕生日祝いは「生まれてきたこと」を祝う記念の日でもある。
仕事を休めても、休めなくても、せっかくのお誕生日はハッピーにすごしたい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・くはたみほ)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年3月24日~2017年3月26日
対象:全国20代~60代の男女1,332名(有効回答数)