そろそろ嘆きツイートが続出!GWが終わるのがつらい人たち
次のまとまった休みは夏休み…先が長すぎてGW終了がつらいと嘆く人々の声が
楽しかったゴールデンウイークが終わってしまう。予定を詰め込んだ人も、特に何もしなかった人にも、その終わりは訪れる。
例年、休みの中盤を過ぎるとTwitterには「GW終わるのつらい」というコメントが出てくる。
しらべぇ編集部では、全国の20~60代の男女1,336名を対象に「夏休みまでが遠くてGWが終わるのがつらい」という人の割合を調査した。
画像をもっと見る
■年代によって意識に差
全体では18.7%が「GWが終わるのがつらい」と回答。男女別で見ると男性は19.7%、女性は17.7%で、2ポイント男性が上回った。
ただし、男女差よりも年代に傾向が表れており、性別・年代別で比較してみると
20代はいずれも3割を超え、30代男性が24.8%と20代に次いで高い数値を示しているが、それ以外は2割を切り、全体に年代と反比例して数値は下がっていく。
若年層が「つらい」と言っているということは、年収とも反比例が見られるかというと
300万円未満は16.3%と平均より低め。
一方で、300万~500万円未満は24.9%と上昇し、さらに500万~700万円未満でも27.1%と若干のアップが見られ、その後、700万~1000万円未満では20.5%、1000万円以上で15.6%と下降。
偏りはあるものの、500万~700万円未満をピークに三角形を描くグラフとなった。
関連記事:“世の中4連休”トレンド入りで嘆く人も… 「日本の闇を垣間見る」
■夏休みまでが遠い
実際に「GWが終わるのがつらい」という人に、話を聞いた。
「6月に祝日がないのが、このつらさを煽りますよね。7月に海の日ができて、今年は17日で早めだけど、これまでは20日くらいで遠かった。気温が上がり始めて、まだ体が暑さに慣れずにキツい時期に、なんで連休がないんですかね。
そういうサイクルに少しは慣れてきたけど、長い休みを満喫していた大学生から新社会人になった年、夏休みまでのあまりの距離感に気が遠くなった気持ちは、今も鮮明に思い出せます」(20代・男性)
「年末年始やゴールデンウイークは、会社全体で休むのですが、夏休みはそれぞれの業務やチームの状況によって、交代で休みを取ります。私は地元も東京なので、先を譲る形になりがちというのもあるのですが、うっかりすると9月になっても、休みが取れない…なんてことも。
それも下旬になってしまうと、上半期の締めの追い込み作業などで、まとまった休みも取りにくくなるので、合間に1日ずつになる年も…ここ数年は夏休みの話題になると『夏休み? なにそれ、美味しいの?』とふざけるくらい。だから、まともに休めるゴールデンウイークが終わるのは、本当に本当につらいです」(30代・女性)
夏休み取得の危機まであるとなると、この大型連休が終わるつらさにも、鬼気迫るものがある。
ただ嘆いたところで、休みが延びるわけでもない。残りわずかな休日を思いっきり遊んで悔いなく過ごすか、ゆっくり英気を養うか。
あとできることといえば、久々にオフィスへ行くモチベーションを上げるため、休み明けのランチをどうするか、考えることくらいだろうか。
会社へ行ってしまえば「社会復帰できない~」とグチるのも、せいぜい2・3日のこと。残り少ない休みの時間を今、嘆くより、楽しく過ごそう。
・合わせて読みたい→今年のGWは何日休める?主婦は「休みがない」声目立つ
(文/しらべぇ編集部・くはたみほ)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年4月21日~2017年4月24日
対象:全国20代~60代の男女1,336名(有効回答数)