オリラジ中田「高額転売」撲滅案を発表! 解説がさすがのプレゼン力
オリエンタルラジオ・あっちゃんが転売屋撲滅にむけた画期的システムをブログで公開。
オリエンタルラジオ・中田敦彦(34)の「転売問題の分析と対策」を投稿したブログ『オリラジ中田、転売撲滅の画期的システム発表!』が、ネットで共感を得て、大きな反響を呼んでいる。
■オリラジ中田が記事で伝えた「転売問題の解説と対策」とは
ブログでは、「転売問題では『主催者』『出演者』『転売者』『来場者』四人のプレイヤーが存在する」と定義。
一見損をしている人間がいないようにみえる「転売問題」で、誰が損をしているのかを詳しく説明していた。
本来の料金より高い金額を支払う場合がある『来場者』と、本来のファンを取りこぼしている可能性と次回の会場のキャパ予測に悪影響を与えられる『出演者』が損をしていると解説。
『来場者』に関しては、転売の規制強化で当日の入場拒否もあり得ることも伝えられた。
また、『来場者』は『転売者』になることがある「ファンが転売屋になる構造」も明記されている。
「行けなくなったライブのチケットは売りたい。できれば高額で」と思う心理だ。
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■真の対策を提案
これら、転売を取り巻く状況を踏まえた上で、中田が提案したのは『ジャスト・キャパシティ・システム』。
キャパの違う3つの会場をキャンセル料なし交渉で仮押さえする。チケットを先売りして、席数の増減に対応可能にするための対策案だ。
大きすぎるライブは救えないが、キャパシティ1,000以下のライブを救うシステムだとした上で、中田は自身のライブでこのシステムを実践中だ。
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■ブログに対する反応は?
しらべぇ編集部がTwitterでの反応を集めてみると、好意的なツイートが多い。
オリラジ中田がチケット再販サービスに対して「消費者にとって使う動機付けが薄い、高く売れるなら高く売りたいと思うのは当然だから上手くいかないと思う」って言い切ってるのは「人間は義じゃなくて利で動く」って分かってるからこその視点だなって思った。
— Light Delight (@tori_555) April 26, 2017
https://twitter.com/draw_0101/status/857138111196909568
https://twitter.com/UMI_USHI333/status/857197778258206726
「転売を行っているのは業者だけではなくファン(もしくは元ファン)」「本人確認の強化は結果として利用者を苦しめる」っていう点が明文化されている記事が少ないなかでこれRTはたぶん当事者じゃない人が読んでもきっと非常にわかりやすい……
— トア (@tsukada10) April 26, 2017
ネット上ではチケット転売についてよく話題にあがる。しかし、中田が作った平易な文章と的確な図によって解説されていたことが「わかりやすい」と高く評価されている。
『アメトーーク』などで見せた高いプレゼン能力をブログでも発揮した形だ。
まだ始まったばかりの計画がどう転がるのか。また、中田が一石を投じたことで、一般層の転売への意識にどんな波紋が広がるのか、注目したい。
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(文/しらべぇ編集部・モトタキ)
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)