夜10時に就活生が双眼鏡で応募先企業の「残業」偵察 驚きの実態に物議   

就活大学生が、応募先の企業が「ブラック企業」でないかどうか確かめる方法が話題に。

2017/05/17 16:00


双眼鏡
(twinsterphoto/iStock/Thinkstock)

厚生労働省が10日、「ブラック企業リスト」を公開するなど、多くの企業が働き方改革を迫られている。

そんな中、17日放送の『おはよう日本』(NHK)では、応募先企業が「ブラック企業」でないかどうか、自分の目で確かめようとする就活生が取り上げられた。



■「双眼鏡」で応募先企業の「残業偵察」

夜22時のオフィス街に、双眼鏡を持った就活大学生の姿が。一体何をするのかと思えば、双眼鏡を使って見ていたのは、応募先企業のフロアの明かり。

「残業していないかチェックしている。ブラック企業に就職したくないから…」

自分の就職先では、実際どれくらいの人が、どれくらい残業をしているのか自分の目で確認しに行く。今、就活大学生の間でこういった動きが増えてきているのだそう。


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■「雇いたくない」「意味あるの?」否定的な声

今時就活大学生の驚きの実態について、ネットでは驚きの声が上がっている。

中には、「雇いたくない」と言った声や、外から偵察する行為は、「そもそも意味がないのでは?」といった否定的な意見が相次いでいる。

https://twitter.com/kayuki0511/status/864607950643412993

「面白い」や「思わず笑ってしまった」という視聴者も多く、社会人の先輩方からは否定的な声が目立つ。

また、「残業しているのがブラック企業」なのではなく、「残業した分の残業手当がでないことがブラックなんだ」と、外からの偵察だけでブラック企業か否か判断することに、疑問を投げかける声も見られる。


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■勤務先が「ブラック企業」と感じている人は約2割

しらべぇ編集部が全国20~60代の働く男女747名を対象に「自分が務めている企業・組織はブラックだと思うか」調査を行ったところ、男女共に約2割り程度の人が「ブラックだ」と回答。

ブラック企業1様々なケースがあるとはいえ、「ブラック企業だ」と感じている人の割合に、男女に開きはなかった。

「働き方」が見直されている中で、就活大学生たちの「視点」も、大きく変わってきている。

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(文/しらべぇ編集部・もやこ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 
調査期間:2016年2月19日~2016年2月22日
対象:全国20代~60代の男女1,348名

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