「二世タレントの親は甘すぎ!」厳しい目で見ている人が多数
甘すぎる、教育がなってない…と言われがちな「二世タレントの親」について調査を実施したところ驚きの結果に…
何かと世間を騒がす二世タレント。裕福な環境で育ち、幼いころから大金を手に豪遊したうえ、なんの苦労もなく親の七光りで芸能界入り…というイメージを持っている人もいるはず。
奔放な性格から犯罪者となるケースが後を絶たず、たびたび「親が甘すぎる」「教育がなっていない」との批判があがる。
一方で宇多田ヒカルや杏のように、親の存在を隠して芸能活動を始め成功したうえ、人間的にしっかりとしている二世タレントもいるだけに、「一部の人間がクローズアップされているだけ」との声も。
一体世間は、どのように感じているのだろうか?
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■どのくらいが「甘すぎる」と感じている?
実態をつかむべくしらべぇ編集部では全国の20代〜60代の男女1,336名に、「二世タレントの親」について調査を実施。
結果「甘すぎると思う」と答えたのは、なんと6割。さらに性世代別で見ると、自らも子を持つ女性が多いと思われる年代の割合が高く、50代に至ってはじつに8割近くが「甘すぎる」と回答。
やはり世間一般では、「二世タレントの親は子に甘すぎる」という認識を持つ人が多いよう。ある程度予想できた結果ではあったが、ここまで高い割合になったことは興味深い。
ともかく、二世タレントとその親に対し、世間は厳しい視線を浴びせているようだ。
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■テレビウォッチャーに聞いてみた
テレビが大好きで毎日見ているというAさんに、二世タレントとその親について聞いてみた。
「二世タレントだからといって、必ずしも奔放ではありませんし、全員が『甘やかされて育っている』わけではないのでは。
親の名前を隠して活動を始めたケースも多く、伊東四朗の息子・孝明のように地道に頑張っている人もいます。高橋真麻のような性格のいいタレントや、逸見政孝の息子・太郎のように、親が偉大すぎたがゆえに苦労しているタレントもいるので、一緒くたにするのはおかしいと思う。
二世タレントや大物芸能人の子供が、その資金力と威光をバックに薬物や犯罪行為へと走るケースが発生しているのもまた事実ですが、結局は親によるのではないでしょうか」
やはり最後は芸能人であるか否かよりも、「親の教育」に委ねられるということだろうか。
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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年4月21日~2017年4月24日
対象:全国20代~60代の男女1,336名(有効回答数)