高橋名人が『しくじり先生』に登場 名人時代の壮絶エピソードに涙
「16連射」「ゲームは1日1時間」でおなじみの高橋名人が『しくじり先生』に出演。じつはゲームがヘタだった…
「16連射」「ゲームは1日1時間」を代名詞に、ファミコン全盛期に活躍した「高橋名人」こと高橋利幸さん(58)。
当時、子供たちの憧れの的として夢を与え続けた名人だが、28日放送の『しくじり先生 俺みたいになるな』(テレビ朝日系)に出演し「夢を壊した」と話題に。
■「ゲームが超ヘタ」名人へのイメージが壊れる
番組では「わたしダマしてましたSP」という企画を放送。「夢壊していいですか?」というセリフとともに、これまで名人を取り巻いてきたイメージについて語った。
じつはゲームが大の下手だった名人。超人的プレイに見えた数々のプレイは、ゲーム開始2分間までの箇所を猛練習した名人の努力の結晶だったとのこと。
また、高橋名人の誕生秘話についても触れられた。当時、ハドソンの社員だった名人は「社内のひとりを有名にしよう」という会社の方針によって「つくられたゲーム名人」だったという。
しかし、その代償は大きく、普段の営業の業務だけでなく、地方での名人としての活動に追われていた名人。激務による過労状態に陥ったという。追い打ちをかけるように、給料以外でもらえたギャラは0円だったことも明かした。
その結果、全身にじんましんが発生し、動くこともままならなくなり、仕事に対する考え方が変わったと語る。
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■「子供たちの笑顔のために」
一連の流れに、ネット民からは「会社のしくじりじゃないか」「高橋名人は会社に従っただけなのに」と同情の声があがった。
これについて29日、名人は自身のブログを更新。ハドソンが誤解されてしまうと危惧し、「会社を悪く言うのは、絶対にヤメて頂きたいです」と思いを語った。
給料について、残業時間について、「今でいうブラックなのかも」とその多くを認めた名人。しかし、それも「子供たちの笑顔のために全スタッフ頑張っていた」とし、当時の選択がベストだったと皆が考えていたという。