アリアナ・グランデが英国テロの慈善ライブ開催 「テロ根絶」訴え涙の熱唱
現地時間4日、世界の歌姫・アリアナが、マンチェスターでの自爆テロ被害者のための慈善ライブを開催。ジャスティン・ビーバーやケイティ・ペリーなど、世界の有名アーティストらも駆けつけ熱唱。歌で「テロ根絶」を訴えた
現地時間4日、米国歌手・アリアナ・グランデ(23)が、先月22日英国マンチェスターでの自身のコンサート会場内で起こった自爆テロを受けて、現地を再訪し慈善ライブ『One Love Manchester』を開催した。
被害者支援のためのチャリティイベントとして開催された4日のライブには、ジャスティン・ビーバーやケイティ・ペリー、コールドプレイなど、世界の名だたる有名アーティストらも集結。
ライブの模様は、YouTubeなどを通じて世界中に同時配信され、約75万人が彼女たちを見守った。
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■ライブ前、テロで負傷した子供達の元へ
先月22日の自爆テロでは、死者22人、負傷者59人と多くの人が犠牲になったことが報じられている。犠牲者を悼む声と共に、心に深い傷を負ったであろうアリアナの精神状態も心配されていた。
しかし、彼女は事態が落ち着いて間もなく、テロ犠牲者・被害者のための慈善ライブを計画し、マンチェスターを再訪。そしてライブ前には、テロで負傷した子供達のいる病院を訪れた。そんな子供達と触れ合う彼女に顔には温かな笑みが。
自分自身も傷ついているはずなのに、子供達を想ってアクションを起こしたアリアナ。彼女の「強さ」に多くのファンが感動している。
・ステキ。アリアナは本当に素晴らしい女性
・テロで怪我した子供達に合気行くためにマンチェスターに戻ったアリアナ。世界一強い女性
・涙出ます。アリアナは、希望を与える人だと思うから、これからも世界中で活動をしていってほしいです
・ご自身の安全よりも、ファンを気遣い大切に想うアリアナさんに心を打たれました
ファンを想い、平和を願う彼女の尊いアクションは、世界中の人々の胸を打った。
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■アリアナ涙の熱唱、歌で「テロ根絶」訴え
『One Love Manchester』は、テロが発生した会場近くのクリケット競技場にて、多数の警官を動員した厳戒態勢の中行われた。
3時間にわたって行われたライブの中で、アリアナはこみ上げる想いに何度も涙を流し、また彼女の想いを汲み取るかのように観客も涙した。
フィナーレには、アリアナを中心に豪華アーティストらが手を取り合い、感動に包まれた会場が一体に。
今回のライブでは、有料チケットは販売直後に完売となるも、先月22日のライブに来ていたファンには、主催者から無料チケットを配布していたという。
ライブ開催時刻は、日本時間の5日午前3時。月曜の早朝にも関わらず、アリアナを応援しようと日本でも多くのファンがライブ配信を見届け、ネットには感動と興奮が広まっている。
・人気を博すがゆえに測り知れない重みを背負うこととなったアリアナは、悲しみにこもらずすぐさま行動し、事件から
2週間後のマンチェスターにこれだけのアーティストと観衆を集めた。その事実に涙が出る
・涙が出ました。アリアナの気持ちとか会場の一体感とか、お客さんの涙とか響きすぎて…本当に素敵でした
・アリアナ頑張れ!テロに負けないで頑張ってて涙出そう
・アリアナの歌声と、後ろで見守る同じアーティスト達と、同じ熱で同じ強さを持って歌う観客。なんかもう色々アツすぎて勝手に涙出てくる。テロなんかにこの景色奪われてたまるか
遠い東の島国でも、多くの人が彼女達と共に涙を流し、心から平和を祈った。
23歳の若き歌姫が起こした尊いアクション。世界中から捧げられた「平和への祈り」が、テロのない平和な世界への確かな一歩へと繋がることを信じたい。
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(文/しらべぇ編集部・もやこ)