外国人はコスプレが好きか嫌いか? 意外に拡がる日本の二次元文化
「コスプレ」が好きかどうか、来日・在日経験がある外国人に調べたところ…
アニメや漫画、ゲームのキャラクターになりきるコスプレ(コスチュームプレイ)は、東京・晴海で行われる同人誌即売会『コミックマーケット(コミケ)』などでも大人気。
最近では、外国人のコスプレイヤーも注目を集めている。
日本の二次元文化のひとつの極みとも言えるコスプレ、海外ではどのように受け止められているのだろうか。
しらべぇ編集部は、リトアニアに本社を持つ調査会社Syno Japanと共同で、訪日・在日経験のある外国人456名を対象に調査を実施した。
■コスプレ好きが5割に迫る
好きと答えた人は45.0%。一方で「嫌い」も4割を超えるが、好きな人がやや上回る結果となった。
日本発のコンテンツ・文化は、日本をある程度知る外国人の中では、広く受け入れられていると見ることができる。
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■コスプレ嫌いな外国人の理由は…
なお、コスプレが嫌いと答えた外国人に理由を聞いたところ、
「子供っぽい」
「ナルシスト」
「スクールガールのようにドレスアップして、女性をモノのようにとらえているから」
と、年齢を超えてナルシシズムを楽しむ「コスプレの魅力そのもの」が相容れないことがわかる。
とはいえ、アニメや漫画そのものだけでなく、二次創作的な楽しみであるコスプレまでも海外にファンが拡がっていることは、今後の需要も期待できそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト 調査協力/Syno Japan)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2017年5月26日~2017年6月16日
対象:日本に滞在・居住経験がある外国人男女456名(有効回答数・Syno JapanのパートナーであるGplus Mediaが運営するJapan Todayユーザからの回答)