自分探しする人の意味がわからない? 「見当はずれ」と辛辣な意見も
自分探しは大切だが、海外に行く人は意味がわからない? 調査してみると…
忙しい日々の巡りに疲れ、ふと「自分とはなんだろう」と考えたことがある人は少なくない。そこで、国内外問わず旅に出て自分を見つめ直すこともあるだろう。
■辛辣な意見も
しかし、一方でそういった「自分探し」に否定的な目を向ける人もいる。その意見の多くは、探している自分は常に自分の内側にいる、という論調だ。
ましてや海外などの異国の地で見つかるわけがない、という厳しい意見も数多くあがった。
「自分探しの旅」は、あくまでも
「誰も知ってる人がいない、勝手もわからない場所で自分はどういう行動や思考、言動をしているかを振り返って自分の本質を見つける旅」
であって、決して
「適当に海外に行ってアナザースカイを気取る旅」では無い
「友達と自分探し」なんて最早、意味がない— 白ゴマ (@gomama_siro) June 19, 2017
自分探しをするために海外に行ったり、ボランティアに励んだりするのは見当外れと言わざるを得ない。「自分」は外にあるのではなく自分の中にあるのだから、RPGを通じて自らの中に「自分」を見出さなければいつまで経っても拠り所となる自己を確立できないだろう。
— RPGぼっと(布教中) (@34RPGbot) July 4, 2017
じぶんさがし
これが結構意味がわからない
自分探しの旅って、自分はいつもここにしかいないよね
君にとっての自分もそこにしかいない
外国に自分探しってお門違いじゃないの
見つめたくない自分自身から逃げる旅の間違いでしょ
自分がわからないって、わかろうとしてないからだよ— にこかわ (@CaramelsSmell) March 13, 2017
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■4割が「自分探し」に否定的
しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,342名に「自分探し」について調査したところ、全体の41.9%が「意味がわからない」と回答。
性別・年代別で比較したところ、男性のおよそ5割が自分探しに厳しい傾向があることがわかった。一方、女性は4割弱という結果であり、男性に比べるとやや優しめか。
年代で見てもそこまで大きな差はないが、5、60代がやや否定的な目で見ているようだ。
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■都会に住んでいる人ほど厳しい?
また、地域別にすると北関東が5割を超える結果に。次いで、首都圏、近畿地方が4割だ。東京や大阪などの付近で生活する人にとっては、自分探しについて考える暇もないのかもしない。
一方、中国、四国地方は4割弱とやや少なめ。都会の喧騒から離れた地域の人たちからすれば、のんびりと悠々自適に過ごしながら、ときには自分探しをするゆとりももつべきだ、という考えなのかも。
さまざまな声がある自分探しだが、いずれにせよ、自分と向き合うことは大切だろう。
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(文/しらべぇ編集部・シマウマ姉さん)
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年6月2日~2017年6月5日
対象:全国20代~60代の男女1,342名(有効回答数)