無料で楽しめて試食や試飲も!工場見学はインスタグラマーにも人気
いつも手にする商品ができるところを見られるのは、ワクワクする
いつも目にしたり、食べたりしているものを製造する工程が見られる工場見学。
飲料や食料品の場合には、できたてのものなどが試食できるなど、昨今では人気の観光スポットのひとつとなっている。
しらべぇ編集部では、全国の20~60代の男女1,342名を対象に「工場見学に行きたいと思う」人の割合を調査した。
■インスタグラマーは工場見学好き
全体では44.3%が「工場見学に行きたい」と回答。男女別では男性42.5%に対し、女性は46.2%で、女性の方がやや高め。
性別・年代別では
30代・40代女性は半数を超える。過去に実施した「果物狩りに行ったことがある」人の割合でも、40代女性は最も多いことを考えると、普段手にするものができる場所への興味が、比較的高い傾向にあるようだ。
また「工場見学に行きたい」人の多い特徴を見てみると
「インスタグラムを使っている」60.0%、「キャンプに行ったことがある」51.8%、「ラーメンが好きだ」51.5%が並んだ。
なかなか見られない場所を撮影できることもある工場見学は、インスタグラマーにとって、楽しい撮影スポットといえそう。
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■無料で楽しめるのが魅力
実際に「よく工場見学に行く」という人に話を聞いた。
「気兼ねなく子供を連れて行けるところが多いので、あちこちの工場見学へ行くのが楽しみのひとつになっています。家族旅行で行く時もありますが、ママ友と一緒にネットでリサーチして、複数の家族で一緒に参加するのも盛り上がるし、子供たちも喜ぶんです。
参加費は基本的に無料だし、試食ができたり、お土産があったりして、節約はするけど子供を楽しませたい親心に、本当に素敵な仕組みだと思います」(30代・女性)
「飲み友達と一緒に、ビール工場やワイナリー、酒蔵見学に行くのにハマっています。そういった工場のある場所は、空気や水がきれいなところが多いので、食べ物も美味しいですし。
試飲で気に入ったものを売店で買い込んで、地元のスーパーやお土産屋でつまみも買って、夜は宿や自宅でそのまま宅飲みするのも楽しいです。ちなみに帰りの荷物が重くなるので、大きめのリュックが必須アイテムですね」(40代・男性)
「友達と旅行に行った先で雨に降られ、予定変更することになった時に、近くに見学施設があったことが、工場見学が好きになったキッカケでした。小学校の社会科見学のイメージしかなかったけど、大人になって見てみたら楽しくて。
整然とした工場ラインも、手作り感あふれる製造工程も、それぞれ味わいがあっていいですよ。案内やちょっとした説明パネルなどで、原料や工夫について知ると、その商品が好きになることも多いですし、勉強になりますね」(20代・男性)
7月13日にオープンしたばかりの「グリコピアCHIBA」は、すでに9月末まで予約が埋まっているほどの人気ぶり。
試食や試飲の楽しみに惹かれる人が多いが、普段手にするものへの愛着ができることも楽しい工場見学。行ってみたら、その魅力に目覚めてしまうかも?
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(取材・文/しらべぇ編集部・くはたみほ)
調査期間:2017年6月2日~2017年6月5日
対象:全国20代~60代の男女1342名(有効回答数)